『Age of Mythology: Retold』に日本神話の神々が降臨。拡張パック「Heavenly Spear」2025年秋登場

マイクロソフトは、日本時間2025年6月8日に開催された「Xbox Games Showcase 2025」にて、リアルタイムストラテジー『Age of Mythology: Retold』の最新拡張「Heavenly Spear(ヘヴンリー・スピア)」を発表した。

リリースは2025年秋を予定しており、対応プラットフォームはXbox Series X|S、Xbox PC、Xbox Cloud、Steam、PS5。

『Age of Mythology』シリーズは、歴史と神話の交錯する世界を舞台にしたRTSの金字塔として知られており、ギリシャ、エジプト、北欧、中国、アトランティスなどの神々が参戦してきた。今回の「Heavenly Spear」は日本神話をテーマに据える初の拡張パックであり、12柱の神々、新たな英雄、そして神話上の生き物たちがプレイヤーの手に委ねられる。

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農民の娘ヤスコと魔法の槍の伝説

拡張パックの中心となるのは、全12ミッション構成のキャンペーンモード。主人公は、田園に暮らす農民の娘「ヤスコ」。彼女は偶然にして魔法の槍を発見し、神々と妖異が蠢く戦乱の時代に巻き込まれていく。導くのは、槍の守護者を名乗る存在「アカリ」。彼女の目的は、太陽神アマテラスを封印し、神の座を奪わんとする野心的な武将・影政(かげまさ)を阻止することにある。

物語は神々との邂逅、妖異との対峙、そして国家の命運を賭けた戦いへと発展していく。後半にはヤマタノオロチ、ジョロウグモ(女郎蜘蛛)など、日本神話における象徴的存在も登場するようだ。

日本の神々をベースにした12柱の神々は、戦場を支配する独自の方法を授けてくれる。雷神が轟く太鼓を鳴らせば敵は混乱し、風神の「破砕の疾風」は軍勢を地図の果てまで吹き飛ばす。また海神ワタツミの「タイフーン」は敵を飲み込み、戦場の制圧に一役買う。

神話ユニットも個性的だ。偵察と強化を得意とする狐の精霊「キツネ」、倒されることでより強力な姿へと転生する「死神」、空を舞う剣の達人「天狗」などが登場。また、累積勝利で成長する「武士」や、破壊工作と暗殺を得意とする「間者(忍)」といったユニットも戦略に奥行きをもたらす。

新たに追加される6つのマップは、霧に包まれた森や神話に登場する霊峰をイメージしたものとなっており、いずれも日本の伝承からインスパイアされた神秘的なマップとなっている。これらはマルチプレイヤー/スカーミッシュモード双方に対応し、既存のプレイヤーにも新鮮な戦術的挑戦を提供する。

(画像:Microsoft)

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