Appleは昨年11月にMagic Keyboardを搭載した新型MacBook Pro (16インチモデル) を発売したが、同じキーボードを搭載した新型MacBook Pro (13インチモデル?) が近く登場するのかもしれない。
ユーラシア経済委員会 (EEC:Eurasian Economic Commission) のデータベースに、未発表の新型MacBook Proが登録されたことがわかった。海外のApple系メディアが伝えた。
Magic Keyboardを搭載した新型13インチMacBook Proがまもなく登場か
EECのデータベースで発見された未発表デバイスのモデル番号は 「A2289」 のただひとつ。データベースの説明ではAppleが開発したポータブルパーソナルコンピューターとされており、macOS 10.15 Catalinaが動作すると記載されている。
EECは、ロシアやカザフスタンなどが属するユーラシア経済連合の管理機関。ユーラシア経済連合の地域で暗号化された技術を採用した製品を販売する際、同管理機関にデバイスを事前登録する必要がある。もちろんAppleも例外ではなく、新製品を出す数週間~数ヶ月前にEECに未発表デバイスを登録するのが通例。
「A2289」 がどんな新型モデルを指しているのかは定かではないものの、過去の例からおそらくMacBook Proのコンパクトモデルであることが推測される。
MacBook Proといえば大型モデルとコンパクトモデルの2種類が存在するが、前述したようにAppleが2019年11月に発売した新型モデルは16インチモデルのみだった。
16インチMacBook Proは画面の縁が細くなったベゼルレス化が進み、不評だったキーボードもバタフライ構造からシザー構造に置き換えられるなど大きな変更が加えられた。今回EECのデータベースで発見された新型機がどのようなモデルになるのかは未知数ではあるものの、おそらく16インチモデルを同じような道を辿るのではないだろうか。
ちなみに、Appleは2020年春〜夏のどこかで新型 「MacBook Air」 を投入することが予想されているが、その証拠はまだ見つかっていない。
また、今回のEECのデータベースには 「Mac Pro (2019)」 のラックマウントモデル 「A2304」 が登録されている。まもなく発売となる可能性が高さそうだ。
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