Appleは、今年11月に10周年を記念した新型iPhoneの「iPhone X」を発売する。多くのユーザーが同端末の登場を心待ちにしている状態だが、なぜか発売前なのにも関わらず、「iPhone X」を持つ人物が撮影され話題になっている。
撮影されたのは、Appleの本社近くでも、Apple Store店内でもなく、多くの人が利用する韓国の地下鉄内。
同写真を撮影した人物の証言によると、この写真を撮影したのは9月28日の夕方頃で、「iPhone X」と思わしき端末を使っていた人物は、「(iPhone Xを使って)カレンダーにスケジュールを入力したり、知人にメッセージを送信したりしていた」と、韓国メディアInsightに伝えている。
さらに、端末のディスプレイはとても綺麗だったとも証言しており、画面が有機ELディスプレイであった可能性もある。
もちろん、この端末がクローンである可能性は十分にある。中国では、実際に似た端末が出回っている状況であるため、この人物はフェイク品を持って歩いているだけなのかもしれない。
ただ、写真を見る限りでは、「iPhone X」とみられるデバイスの画面にiOSが動作しているようにも見え、端末デザインも本物にかなり近い。そのため、この端末が本物でないとは言い切れないところもある。
しかし、なぜ発売前の「iPhone X」を使うユーザーが韓国の地下鉄内にいたのだろうか。Appleの内部の人間なのか、それとも通信キャリアの関係者がテストしていたのか?これを知るには、端末を持っていた本人に直接聞くほかない。残念ながら、真相は闇の中だ。
[ via BGR ]