
XiaomiとLeicaは、両社の協業モデルとなるフラッグシップスマートフォン「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」を発表した。日本では2026年3月5日から順次発売する。市場想定価格は24万9,800円(税込)。構成は16GB RAM/1TB ROMの単一モデルだ。
カメラを思わせる外観と専用UI

「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」は、最新フラッグシップ「Xiaomi 17 Ultra」のハードウェア基盤をベースに、ライカ独自のデザイン思想やUI、撮影体験を全面的に反映させた特別仕様モデルだ。
外観はライカのレンジファインダーカメラを想起させる意匠。背面には赤いライカロゴを配置し、側面には「LEICA CAMERA GERMANY」の刻印を入れる。フレームはローレット加工を施したシルバーのアルミニウム製。背面カバーにはブラックのファイバーグラスを採用し、往年のカメラのような質感に仕上げた。
背面には回転式の「カメラリング」を備える。焦点距離やフォーカス、ボケ量などを指先で調整でき、撮影操作に物理的な感触を持たせた。スマートフォンでありながら、カメラを扱う感覚に近づけている。

ソフトウェア面では、ウィジェットやアイコン、フォント、壁紙まで統一した「Leica UX/UI」を採用。端末全体でライカの世界観を表現する。
カメラはトリプル構成。LOFIC技術を採用した1インチメインカメラに加え、75mmから100mmまで可変する光学ズーム対応の2億画素望遠カメラ、14mmの超広角カメラを搭載する。レンズ設計にはライカの「APO」技術を取り入れ、色収差の抑制を図った。
撮影機能では、「Leica M3」や「Leica M9」の描写傾向を再現する「Leica Essential Mode」を用意。加えて、13種類の「Leica Looks」と、歴代レンズをモチーフにした5種類のボケ味シミュレーションを選択できる。撮影後の仕上がりだけでなく、撮る工程そのものを楽しめる構成だ。
さらにC2PA(Content Authenticity Initiative)規格に対応。撮影データのメタデータに真正性情報を付与でき、画像の信頼性確保にも配慮する。

SoCには最新の「Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載。ディスプレイは6.9インチの「Xiaomi HyperRGB 有機EL」で、消費電力を従来比26%抑えつつ高精細表示を実現する。バッテリー容量は6,000mAh。90W急速充電とワイヤレス充電に対応する。IP68の防水・防塵や超音波式指紋認証もサポートするが、Felica(おサイフケータイ)には対応しない。
販売はビックカメラ有楽町店・新宿東口店、ヤマダデンキ LABI池袋、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba・梅田などの一部店舗に限定。ライカストア(銀座、GINZA SIX、表参道、京都、オンラインストア)およびXiaomi Store各店、公式サイトでも取り扱う。
4月6日までに購入すると、2段階シャッターを備える「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」(19,980円相当)を無償で提供する。カメラアクセサリーまで含めた一体型の提案で、写真特化モデルとしての存在感を打ち出す。




