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名作インディーゲーム「To the Moon」長編アニメ化が決定 制作は日本のアニメ会社、「君の名は。」を超える制作費が投入へ

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あの儚くも切ない、人気インディーゲーム「To the Moon」が、長編アニメ化されることがわかった。現地時間5月18日、Freebird GamesのKan Gao氏が正式に明らかにした。

人気ゲーム「To the Moon」の長編アニメ化が決定

To the Moon」は2011年にリリースされたアドベンチャー作品だ。

死の淵にある人間の記憶にアクセスして思い残した夢を叶える仕事を生業とするニールとエヴァは、仕事の依頼でとある老人の記憶から夢を叶えることに。

いつも通り、老人の記憶にアクセスすることになるのだが、その願いが「月に行きたい」という無理難題であることを知る。願いを叶えるためには依頼人の記憶を遡り、「なぜそう願うのか」「願いの真意は何か」などを明らかにする必要があるのだが、深く探っていくうちに「願い」がとても切ないものであったことを知る。

同作は音楽・シナリオ、表現の豊かさなど、とてもRPGツクールで作られたとは思えないほどのクオリティの高さから人気を博した。Steamの評価も”圧倒的に好評”で、のちの2014年には「A Bird Story」という短編作品が、昨年12月には続編となる「Finding Paradise」が発売している。

今回のアニメ化プロジェクトは、中国の投資会社が資金を提供し、日本の著名アニメ製作会社が実行するという。制作会社については具体名が明かされていないが、第1戦で活躍する「トップクラス」の会社であるとのこと。近く公表される予定となっている。

ちなみに、同プロジェクトにはかなりの金額が注ぎ込まれるようだ。Gao氏によると、2016年リリースの大ヒット作品「君の名は。」を超える予算を投じるとしていて、この作品のアニメ化に対して相当な期待を寄せていることがわかる。

これについてGao氏は、「巨額を投じればいい作品ができるわけでもないが、かといって予算がなければいい作品にはならない」とコメントしている。

Gao氏は脚本と作中の音楽制作を担当するものの、アニメ化プロジェクトのリーダー的な立ち位置ではなくアドバイザー的存在で力を発揮するという。自身は今後もFreebirdでのゲーム制作に注力するとしている。

すでに海外を中心に、アニメ制作会社がどこになるのか、どんなアニメになるのかなど、高い期待が寄せられている同作。今後の情報に期待したいところ。

ちなみに、「To the Moon」は現在Steamで半額セールが実施されている。ただし、Steam版は日本語でプレイすることができないため、日本語でプレイしたい方はPLAYISMから購入を。

[ via Engadget.com ]

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。