セガとNetflixが提携、『クレイジータクシー』実写映画化。『ソニック』『STRANGER THAN HEAVEN』も映像化へ

セガとNetflixが、セガのゲーム作品を映像化する新たなパートナーシップを発表した。第一弾として、1999年にアーケードで登場した『クレイジータクシー』を実写映画化する。

今回の発表では『クレイジータクシー』に加えて、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』と『STRANGER THAN HEAVEN』の映像化も進めていることが明らかになった。3作品はそれぞれ実写コメディ映画、キッズアニメシリーズ、実写映画と異なる形式で展開される。

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セガのゲームをNetflixで映像化。まずは『クレイジータクシー』からスタート

セガとNetflixは9月15日、セガのゲームカタログを映像化する新たなパートナーシップを発表した。ゲームの世界観やキャラクターを生かしながら、Netflixを通じて新たな視聴者にも作品を届けることを狙う。

第一弾として実写映画化されるのが『クレイジータクシー』だ。同作は1999年にアーケードゲームとして登場。プレイヤーはタクシードライバーとなり、制限時間内に乗客を目的地まで送り届けるため、街中を自由に走り回る。

ランプを飛び越えたり、ほかの車を避けたり、ときには街中の障害物をものともせずに爆走したりと、一般的なタクシー運転とはかけ離れたハチャメチャなゲーム性が人気を集めた。パンクロックのような勢いのある演出もシリーズを象徴する要素となっている。

今回の実写映画では、2025年にリブート版が公開された『裸の銃を持つ男』で知られるダン・グレゴア氏とダグ・マンド氏が脚本を担当する。製作には『ソニック・ザ・ムービー』シリーズを手がけたニール・H・モリッツ氏、トビー・アッシャー氏、中原徹氏が参加する。

なお、ゲームの『クレイジータクシー』シリーズでは、2027年に完全新作『クレイジータクシー:ワールドツアー』の発売も予定されている。ゲームの新作と映像化が並行して進む形になる。

セガの代表取締役 社長執行役員COOを務める内海州史氏は、Netflixの作品制作に対する姿勢を評価し、今回のプロジェクトへの期待を表明。「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「クレイジータクシー」「STRANGER THAN HEAVEN」それぞれの魅力や個性を大切にした映像作品を届けたいとしている。

Netflixノンフィクション・トランスメディア部門のバイス・プレジデント、ブランドン・リーグ氏は、ゲームには映像化に必要なキャラクターや世界観、ファン層がすでに存在すると説明。異なる時代に発売されたセガ作品を映像化し、既存ファンだけでなく新たな視聴者にも届ける考えを示した。

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『ソニック』『STRANGER THAN HEAVEN』も映像化へ

今回のパートナーシップでは、『クレイジータクシー』以外にも2作品の映像化が進んでいる。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は、就学前後の子どもを対象としたキッズアニメシリーズとして制作する。カルロス・スティーヴンス氏と中原徹氏が開発を進めており、ソニックと仲間たちがヒーローとして活躍する物語になる。

スリルやコミカルな展開に加えて、感情を揺さぶる物語も盛り込み、子どもたちが「これが僕の仲間だ」と感じられる作品を目指すという。なお、Netflixではアニメシリーズ『ソニック・プライム』全3シーズンを独占配信している。

『STRANGER THAN HEAVEN』は実写映画として制作する。同作は『龍が如く』シリーズを手がけるRGGスタジオの作品で、20世紀前半の日本を舞台に、異国からやってきた一人の男の人生を描く。

無一文の「よそ者」だった男が、恐れられるヤクザ、そして興行界の大物へとのし上がっていく物語で、「名誉」と「裏切り」の間で揺れながら自らの王国を築いていく姿が描かれる。実写映画版の詳細は現時点では明らかにされていないが、ゲームとは異なる視点から、この世界を描くとしている。製作は中原徹氏が担当する。

セガの映画/TVシリーズ統括プロデューサーを務める中原氏は、3作品について、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』では「キュートだけどクールな魅力」が詰まった活躍、『クレイジータクシー』ではジョーク満載の爆走アクションコメディ、『STRANGER THAN HEAVEN』ではキレのあるアクションとドラマを届けたいと説明している。

また、『クレイジータクシー』を製作するニール・H・モリッツ氏とトビー・アッシャー氏は、セガとの長年のパートナーシップをさらに発展させる形で実写映画化に取り組むとコメント。ドリームキャストで黄色いタクシーを走らせたファンに向けた作品にしたいとの意気込みを示した。

Netflixでは今後もゲームを原作とする映像作品を拡大する方針で、実写シリーズ『アサシン クリード』、実写映画『Gears of War』『マインクラフト』、アニメシリーズ『マジック:ザ・ギャザリング』『クラッシュ・オブ・クラン』などを予定している。

このほか、競技番組『Overcooked』、続編となる『サイバーパンク:エッジランナーズ』シーズン2、『スプリンターセル:デスウォッチ』シーズン2、『デビル メイ クライ』第3シーズン(最終シーズン)なども控えている。今回のセガとの提携は、こうしたNetflixのゲーム原作作品のラインアップをさらに広げる動きとなる。

情報ソース

(画像:SEGA)

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