NVIDIAとセガが30年の歴史を祝うイベントを7月15日に秋葉原で開催。ジェンスン・フアンCEOが来日

NVIDIAは、東京・秋葉原のGiGO秋葉原3号館で、セガとの提携30周年を記念した招待制イベントを7月15日に開催する。

イベントにはNVIDIAのジェンスン・フアンCEOが来日し、セガの里見治紀会長CEO、内海州史社長執行役員COO、入交昭一郎元社長、『バーチャファイター』の生みの親である鈴木裕氏らとともに登壇する。

会場では、両社の30年にわたる関係を振り返るトークセッションのほか、最新技術の展示や抽選会を実施。来場者には抽選でGeForce RTX 5090 Founders Editionがプレゼントされる予定だ。

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RTX Sparkを日本初披露。AI時代を見据えた新プラットフォーム

イベントでは、台湾・台北で開催された「COMPUTEX 2026」に合わせる形で発表された「NVIDIA RTX Spark」が、日本で初めて公開される。

RTX Sparkは、Windows PCでAIエージェントを活用する時代を見据えて開発された新しいスーパーチップだ。CUDAやRTXといったNVIDIAの技術を1つのチップに統合し、薄型ノートPCや小型デスクトップPCでも、高いAI処理性能とグラフィックス性能を発揮できるよう設計されている。

AIをローカル環境で利用したいというニーズが高まる中、大規模言語モデルの実行やクリエイティブ用途での処理をより快適に行えることを目指している。

RTX Sparkは、BlackwellアーキテクチャのRTX GPU(6144 CUDAコア、第5世代Tensorコア)と20コアのNVIDIA Grace CPU(Armベース、10 Cortex-X925+10 Cortex-A725)をNVLink-C2Cで接続した構成を採用。最大128GBの統一メモリを備え、FP4演算で1ペタフロップのAI性能を実現する。

ゲームではDLSSなどRTX技術を活用できるほか、12K動画編集や大規模な3Dシーンの制作といったクリエイティブ用途にも対応する。消費電力を抑えながら高い性能を発揮できることから、薄型ノートPCやコンパクトデスクトップへの搭載も想定されている。

会場ではあわせて、ミニスーパーコンピューター「NVIDIA DGX Spark」の実機も展示する。手のひらサイズの筐体ながら、128GBの統一メモリと1ペタフロップ級のAI性能を備え、最大約2,000億パラメータ規模のAIモデルの推論やファインチューニングをローカル環境で行える。

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創業期のNVIDIAを支えたセガ

NVIDIAとセガの関係は1990年代までさかのぼる。創業間もないNVIDIAが資金難に陥った際、セガが500万ドルを出資し、経営を支えたことは広く知られている。当時はNV1チップを搭載したグラフィックスカードにWindows版『バーチャファイター』が同梱されたほか、セガサターンの後継機向けとしてNV2チップの開発も進められていた。

フアンCEOも過去の講演で、『バーチャファイター』に衝撃を受けてセガを訪問したことや、当時の経験が現在のNVIDIAにつながっていることをたびたび語っている。

今回のイベントは、そうした両社の歩みを振り返りながら、30年にわたる関係を祝う場となる。

参加希望者は、X(旧Twitter)で「NVIDIAやセガの思い出」をテーマに、写真や動画、エピソードを添えて7月12日までに投稿する必要がある。NVIDIAは投稿内容をもとに参加者を選び、当選者には7月13日にDMで連絡が行われる。

イベントは17時から18時まで開催される予定で、一般公開は行われない。NVIDIAとセガの歴史を間近で感じられる貴重な機会となりそうだ。

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