現地時間7月31日、Appleは 「ビンテージとオブソリート製品」 のリストを更新し、2012年に発売した初代iPad miniと21.5インチiMac(Late 2011)の修理サポートを終了したことが明らかになった。
初代iPad miniと21.5インチiMac(Late 2011)が 「ビンテージとオブソリート製品」 の対象に
今回、「ビンテージとオブソリート製品」 のリストに追加された初代iPad miniは、Apple史上もっとも小さい画面を搭載したiPad。まだRetinaディスプレイは搭載されておらず、翌年に登場した第2世代モデルでRetinaディスプレイが搭載されることとなった。現在は最新モデルのiPad mini(第5世代)が販売されている。
Appleは、生産終了から5~7年経過した製品はハードウェアサポートを終了するのが基本。
米カリフォルニア州で購入した製品もしくはトルコで購入したMacは、製造終了から5年以上7年未満の場合ハードウェアサポートが継続される (ビンテージ製品) が、製造終了から7年以上が経過した製品は 「オブソリート製品」 と呼ばれ、どの国や地域で購入した製品であってもAppleは修理サポートを受け付けなくなる。
また、米国とトルコ以外の地域 (日本含む) で購入した製品はビンテージ製品に追加された時点で 「オブソリート製品」 扱いとなり、実質的にハードウェアサポートを終了することになっている。これが適用された製品は、何かしらデバイスに不調が生じても修理してもらうことができない。
ビンテージ・オブソリート製品のリストに追加された製品は事実上修理が不可能となり、もし故障した場合はApple以外の店舗や自力で修理する必要がある。iPad miniは、最新の第5世代モデルで最安45,800円(税別)と安く購入できるため、初代iPad miniを使っている方はこの機会に買い替えを検討してみてはどうだろうか。
また、iPad miniと同時に21.5インチiMac(Late 2011)のサポートも終了となっている。こちらも基本的には買い替えを検討した方が良いが、Appleは今年から2年かけて独自開発SoCの 「Apple シリコン」 を搭載したMacを導入する計画であることを明らかにしていることから、買い替えのタイミングとしてはApple シリコンを搭載したiMacが登場するのを待った方が良いかもしれない。
もしくは、この2年の移行期間中には従来どおりIntelプロセッサを搭載したMacも発売が予定されているとのことから、そちらを購入するのも手だ。著名リーカーからの情報では8月に何か動きがある可能性があるとのことなので、iMacに関してここ1ヶ月は情報を追ってみていただきたい。
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