Blizzard Entertainmentは、同社のファンイベント ｢BlizzCon｣ を2026年9月12日〜13日にカリフォルニア州アナハイムのアナハイム・コンベンションセンターで開催すると発表した。
同イベントが開催されるのは、2023年以来。対面での開催となる本イベントは、Blizzardの最新情報を発表する場として多くのゲーマーの注目を集めることが予想される。
BlizzConが2026年に復活。2023年以来、3年ぶりの開催へ
BlizzConは、2005年からほぼ毎年開催されてきたBlizzardのファン向けイベントで、『World of Warcraft』や『Diablo』『Overwatch』シリーズなど、同社の主要タイトルの最新情報が発表される場として知られている。しかし、2020年の新型コロナウイルス感染拡大により中止され、2021年にはオンラインイベントとして開催。その後、2022年は開催されず、2023年にようやく対面イベントが復活していたものの、2024年は再び中止となった。2025年はまたスキップする形とはなるが、2026年に復活することになる。
なお、BlizzConは長年11月に開催されるのが通例だったが、2026年は9月に前倒しされる形となる。これは、Blizzardのイベント戦略の変化を示唆する可能性がある。特に、MicrosoftによるActivision Blizzardの買収完了後の動きと関係があるかもしれない。
Blizzardの公式発表によると、2026年のBlizzConでは、従来の ｢オープニングセレモニー｣ ｢詳細なパネルディスカッション｣ ｢ダークムーン・フェア｣ ｢eスポーツ競技｣ ｢ハンズオンゲームプレイ｣ などの要素が含まれる予定だ。同社は ｢BlizzConをさらに特別なものへと進化させる｣ と述べており、新たな試みも期待される。
Blizzardは ｢プレイヤーとのつながりを大切にし、共有する冒険を祝う場としてBlizzConを構築する｣ と述べており、単なるゲーム発表イベント以上の意味を持たせたいと考えているようだ。
最新情報はBlizzConの公式サイトで随時更新される予定であり、チケット情報や詳細スケジュールの発表も待たれる。コロナ禍や経営体制の変化を経て、Blizzardがどのような形でBlizzConを復活させるのか、2026年の開催が大きな注目を集めることは間違いない。
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(画像：Blizzard Entertainment)
