
ASUSは6月1日、同社のゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」の誕生20周年を記念したポータブルゲーミングPC「ROG Xbox Ally X20」を発表した。現時点で発売時期や価格は明かされていない。
ROGブランド20周年を祝う特別な一台「ROG Xbox Ally X20」

今回の新製品は、2006年に発足したROGブランドが20周年を迎えることを記念して開発された特別モデル。ベースとなっているのは既存の「ROG Xbox Ally X」だが、随所に記念モデルにふさわしい意匠とアップグレードが施されている。
外観は、20年前のゲーム機を彷彿とさせる半透明のブラック筐体を採用した。内部構造にはゴールドのアクセントが加えられており、背面には20周年の記念ロゴが刻印されている。

基本スペックは「ROG Xbox Ally X」の構成を引き継いでいる。CPUには「AMD Ryzen AI Z2 Extreme」を搭載し、メモリは24GB(LPDDR5X)、ストレージは1TBのSSD(PCIe 4.0 NVMe)を備える。また、Windows 11 Copilot+ PC向けの機能であった「Auto SR」にも対応し、解像度を抑えて描画したゲーム画面をシャープに補完して出力できるようになった。
画面には、Allyシリーズとして初めて有機EL(OLED)パネルを採用した。サイズは従来の7インチから7.4インチへとわずかに大型化しており、120Hzのリフレッシュレートに対応する。ピーク輝度は1,400ニトに達し、「VESA DisplayHDR 1000」や「Dolby Vision」をサポートしたことで、非常に鮮明な映像表現が可能となった。熱に弱い有機ELの特性を考慮し、内部の冷却システムも再設計されている。




操作系も大幅に刷新された。スティック部には、従来のホール効果センサーよりも高い精度を持ち、ドリフト現象や摩耗に強い「TMRジョイスティック」を導入している。Dパッド(十字キー)は、格闘ゲームなどで重宝する8方向入力タイプと、標準的な4方向タイプを切り替えられる「トランスフォーミングDパッド」仕様だ。
さらに本製品は、ARグラス「ROG XREAL R1 Edition 20 Gaming AR Glasses」を同梱したセットとして提供される。このグラスを接続すれば、目の前に171インチ相当の仮想スクリーンを映し出すことができ、外出先でも大画面でのゲーム体験を楽しめる。



