
Appleは3月16日、オーバーイヤー型ワイヤレスヘッドフォンの新モデル「AirPods Max 2」を発表した。H2チップを搭載し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や音質、AI機能を大幅に強化したほか、ライブ翻訳やスタジオ品質の録音といった新機能にも対応する。価格は89,800円(税込)。3月25日に予約受付を開始し、4月上旬に発売する予定だ。
▶︎ Apple公式サイトで「AirPods Max 2」を購入する
H2チップがもたらす圧倒的な音響性能とゲーミング体験

「AirPods Max 2」は、Appleのヘッドフォン製品の中で最上位に位置づけられるオーバーイヤーモデル。大型ドライバーと高い遮音性を活かし、迫力あるサウンドと高い没入感を重視したシリーズだ。外観デザインは初代モデルを踏襲しているが、内部は大きく刷新されている。
「AirPods Max 2」の最大の進化点は、H2チップと新しいコンピュテーショナルオーディオ技術によるノイズキャンセリング性能の向上だ。ANCは従来モデル比で最大約1.5倍に強化され、飛行機のエンジン音や通勤時の騒音などをより効果的に遮断できる。外部音取り込みモードも改良され、周囲の音をより自然に聞き取れるようになった。屋外でも安全に使用できるとしている。
H2チップにより、AirPodsシリーズで評価の高いインテリジェンス機能が多数導入された。周囲の環境に合わせてANCと外部音取り込みのレベルを自動調整する「適応型オーディオ」や、着用者が話し始めると自動的にコンテンツの音量を下げる「会話感知」、通話中に周囲の雑音を遮断する「声を分離」などが利用可能だ。
音質面では、新しいハイダイナミックレンジアンプを搭載し、よりクリアで繊細なサウンドを実現。空間オーディオも進化し、音の定位精度が向上したほか、低音の安定感や中高音の自然さも改善されている。
付属のUSB-Cケーブルで接続すると、24ビット/48kHzのロスレスオーディオ再生に対応。音楽制作アプリなどで使用できる超低遅延のオーディオ環境を実現し、ヘッドトラッキングによるパーソナライズ空間オーディオを用いた制作やミックス作業にも対応する。
また、ワイヤレス接続時の遅延も低減されており、iOS・macOS・iPadOSのゲームモードと組み合わせることで、より快適なゲーム体験が可能になる。

AI機能のひとつとして、異なる言語同士の会話をサポートする「ライブ翻訳」にも対応。対面でのコミュニケーションを支援する。操作面では、Siriからの通知に対し、首を縦に振ると「はい」、横に振ると「いいえ」と、動作だけで応答できる新しいインターフェースを採用した。
コンテンツ制作向けの機能も充実している。新たに「スタジオ品質の音声録音」に対応し、ポッドキャスト収録やボーカル録音などを高音質で行える。さらに「カメラリモート」機能を使えば、本体のDigital Crownを押すだけで、ペアリングしたiPhoneやiPadのシャッター操作や動画撮影の開始・停止が可能だ。
カラーバリエーションは、ミッドナイト、スターライト、オレンジ、パープル、ブルーの5色展開。すべてのマグネット部品に100%再生希土類元素を使用するなど、環境配慮にも取り組んでいる。
日本での販売価格は89,800円(税込)。3月25日よりApple公式サイトおよびApple Storeアプリで予約受付を開始し、4月上旬から販売される予定。購入者にはApple Musicを3か月間無料で利用できる特典も用意されている。
▶︎ Apple公式サイトで「AirPods Max 2」を購入する
(画像:Apple)

