
Microsoftが発売する「XBOX Nano コントローラー」は、XBOX史上最小サイズをうたうワイヤレスコントローラーだ。長さ約12.7cm、重量約99gというコンパクトな設計ながら「XBOXワイヤレスコントローラー」と同じボタン配置を採用し、ゲームプレイに必要な入力をひと通り備えている。
発売に先立ち、「XBOX Nano コントローラー」の実機を試してみることができたので、デザインや機能、実際の操作感を紹介する。
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XBOX史上最小、約99gのコンパクトなボディに標準的なボタン配置を採用

「XBOX Nano コントローラー」のサイズは長さ約12.7cm、重量は約99g。一般的なスマートフォンよりも軽く、XBOXシリーズのコントローラーとしては最小サイズとなる。ポケットやバッグにも収まりやすく、自宅だけでなく旅行先や友人宅などに持ち出してゲームを楽しみたいときにも便利だ。
小型ながら、ボタン配置は標準的な「XBOX ワイヤレスコントローラー」を踏襲している。左右のアナログスティックや方向パッド、ABXYボタン、トリガー、バンパーなど、ゲームプレイに必要な18種類の入力を備えており、ボタン数や基本的な操作体系は通常モデルと変わらない。


実際に握ってみると筆者の小さな手にはぴったりと収まり、各ボタンに指が無理なく届いて操作しやすかった。特に手の小さな人にとっては、このコンパクトさがメリットになりそうだ。
ただし、手の大きな人の場合はボタンやスティックの間隔が狭く、少し窮屈に感じるかもしれない。通常サイズのコントローラーに慣れている人は、購入前にサイズ感を確認しておきたいところだ。
実際のゲームプレイにおいては、ボタンの数や配置が標準モデルと同じこともあり、基本的な操作に困ることはなかった。ただし、左右のアナログスティックは意図した以上に力が入ってしまいやすく、狙った方向や強さで入力するには慣れが必要だと感じた。特に細かなスティック操作が求められるゲームでは、最初のうちは思い通りに動かせない場面もありそうだ。

トリガーにも違いがあり、標準的な「XBOX ワイヤレスコントローラー」に比べて横方向に幅広い形状を採用している。指をかけたときの感触や操作感が異なるため、こちらも普段から通常モデルを使っている人ほど最初は少し戸惑うかもしれない。スティックと合わせて、使い込むうちに慣れていきたい部分だ。
なお、振動機能は搭載していない。ゲーム内の衝撃などをコントローラーの振動で感じることはできないため、この機能を重視する人は注意したい。また、標準モデルに備わっている3.5mmヘッドセットジャックも省かれており、有線ヘッドセットを直接接続することはできない。

本体にはカスタマイズ可能なアクションボタンも搭載する。XBOXロゴボタンのすぐ下にあるボタンで、XBOXアクセサリアプリからボタンの割り当てを変更でき、スクリーンショットの撮影やゲーム画面の録画といったショートカットを設定できる。ゲーム中に使いたい機能を登録しておけば、必要な操作をすぐに呼び出せる。
バッテリーは充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵する。充電にはUSB Type-Cケーブルが必要だが、ケーブルは別売りになるため、スマートフォンなどの充電に使っているケーブルを流用するか、別途用意する必要がある。
XBOXやPC、スマートフォンなど幅広いデバイスに対応。外出先でのゲームプレイにも

接続方式はXBOXワイヤレスとBluetoothの2種類に対応する。XBOX Series X|SやXBOX Oneに加え、Windows PC、iOS、Android、一部のスマートテレビなど、幅広いデバイスで利用できる。複数の機器を使い分ける場合にも、接続先を切り替えて利用できる。
本体の小ささは外出時にもメリットになる。実際にポケットに入れてみても無理なく収まり、旅行先にゲーム機や対応デバイスを持っていく場合や、友人宅で一緒にゲームを楽しみたい場合にも重宝しそうだ。
また、家族でゲームを遊ぶ際のコントローラーとしても使いやすい。特に手の小さな子供にとっては、標準サイズのコントローラーよりも握りやすい可能性がある。ローカル協力プレイや対戦ゲームで追加のコントローラーが必要になったときにも選択肢になるだろう。

「XBOX Nano コントローラー」は10月15日から予約受付を開始しており、11月4日より日本を含む各地域で発売される。参考価格は8,000円(税込)。
標準モデルとまったく同じ感覚で使えるわけではないが、約99gという軽さと手の小さな人にも扱いやすいサイズは魅力だ。いつものコントローラーとは別に、外出先や家族とのゲームプレイ用として1台持っておくと便利な製品だと感じた。

