英国発Bouliesが日本参入1周年発表会を開催。新型チェア「Master Rex 2026」と今後の国内戦略を発表

英国発の人間工学チェアブランド「Boulies」を展開する株式会社ブーリスは10月22日、東京・南青山で日本市場参入1周年を記念した事業戦略発表会を開催した。

発表会には、創業者兼代表取締役CEOの包晨飛(ホウ・シンヒ)氏がオンラインで登壇。ブランド立ち上げの経緯や日本市場での事業実績を振り返るとともに、今後の国内展開に向けたロードマップを明らかにした。また、仕事やゲーム、休息など幅広い用途を想定した新型チェア「Boulies Master Rex 2026」も発表された。

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日本参入1年で売上高4,000万円を達成。国内展開をさらに強化

Bouliesは、包晨飛CEOが2015年に英国のAmazonでチェアの販売を始めたことをきっかけに誕生した。当時主流だった派手なデザインのゲーミングチェアに対し、仕事や学習、日常生活の空間にも自然になじむチェアを届けたいという問題意識から2017年4月に英国法人のBOULIES LTDを設立。2018年には初代「Master」シリーズを発売し、その後、米国やドイツにも事業を拡大した。2025年9月には日本での本格展開に向けて福岡県糸島市に日本法人を設立している。

グローバルでは、ブランド設立から2025年末までの累計売上高が80億円に達した。日本市場でも参入初年度に売上高4,000万円を記録し、国内ユーザーから200件以上の意見や要望が寄せられたという。また、「VGP 2026 SUMMER」のライフスタイル分科会ゲーミングチェア部⾨では「Boulies Master Rex」と「Boulies Master Neo」の2製品が金賞を受賞。日本市場でも着実に評価を得ている。

今後の国内事業については、日本のユーザーから寄せられた声を反映しながら、3つの方針に沿って展開していく。

1つ目は日本の住環境や体格に合わせた製品開発だ。人間工学に基づくオフィスチェアの新規開発を進めるほか、日本国内の有名IPとコラボレーションした限定モデルも計画している。

2つ目は実店舗で製品を試せる機会の拡充。2026年10月29日から12月2日までの5週間、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba内にあるMakuake展示エリアに製品を出展する。さらに、2027年6月に開催される展示会「オルガテック東京」への参加も予定しており、オンライン販売に加えて実際に製品に触れられる場を増やしていく考えだ。

3つ目は購入後のサポート体制の強化。現在の平日のメールやオンラインチャットによる対応に加え、日本語で相談できる電話窓口の開設も進める。国内ユーザーが購入後も安心して製品を使えるよう、長期的なサポート体制の整備を目指す。

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4方向ランバーサポートや6Dアームレストを備えた「Master Rex 2026」

発表会の後半では事業運営部長の呉夢潔氏が登壇し、新製品「Boulies Master Rex 2026」の詳細を紹介した。本製品はデスクワークやゲームでの使用に加え、リクライニングしてくつろぐ時間まで、一日のさまざまな過ごし方に対応できるよう設計された多機能チェアだ。

腰を支えるランバーサポートには、背もたれに内蔵する4方向調整機構を採用。高さと奥行きをそれぞれ細かく調整できるため、身体に合わせた位置に設定しやすい。外付けクッションを使わずに腰を支えられる構造とし、背もたれ全体の一体感にも配慮した。

6Dアームレストは高さや前後左右の位置を調整できるほか、天面部分が360度回転する。キーボードやマウスを使うデスクワークからゲームコントローラーの操作、スマートフォンの使用まで、用途に応じて腕を置きやすい位置に調整できる。

リクライニング角度は95度から最大165度まで無段階で調整可能。新設計のアルミ合金製シェルを採用したシンクロ・ロッキング機構と、座面下に収納できるオットマンを組み合わせており、脚を伸ばした状態で最大15度の揺れにも対応する。耐荷重は135kgで、表地には滑らかな肌触りで汚れを拭き取りやすいPUレザー(ブラック)と、通気性と耐久性に配慮したファブリック(コモ、チャコールグレー、アッシュグレー)の2種類を用意する。

ゲストとして登壇したオーディオビジュアル評論家の野村ケンジ氏は、事前に試用した感想を交えながら、本製品の使い勝手を評価した。

特に注目したのが背もたれに内蔵されたランバーサポートだ。高さだけでなく厚みも独立して細かく調整できる点を挙げ、身体に合わせて腰を支えられることが、着座時の負担軽減につながると評価した。また、深くリクライニングさせた状態でも後方に転倒しにくい安定感や、限られた作業スペースでも引っかかりなく向きを変えられる取り回しの良さにも言及した。

一方、あぐらや正座で座ることを重視する人や座面の低さを求める人には「Boulies Master Neo」も選択肢になるという。リクライニング時のくつろぎやランバーサポートなどを使った細かな姿勢調整を重視する人には「Master Rex 2026」が適していると説明した。

「Boulies Master Rex 2026」は10月22日11時から12月28日22時まで、応援購入サービス「Makuake」で先行販売を実施している。製品は2027年2月末までに順次発送される予定だ。一般販売予定価格は72,800円(税込)。

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