イケア、日本上陸20周年イベントを開催。『ぽこ あ ポケモン』コラボやMatter対応製品など発表

イケア・ジャパンが、日本上陸20周年を機に事業拡大とデジタル戦略の強化に踏み込む。

イケア・ジャパンは3月31日、日本上陸20周年を記念した記者発表会を、日本1号店「IKEA Tokyo-Bay」で開催し、今後の出店計画とオムニチャネル戦略を発表した。

今後の事業戦略として、2026年に東京都江東区と岡山市で新店舗の開業。さらには、ポケモンとの大型コラボ、スマートホームやARを軸としたデジタル投資の強化を打ち出した。

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ポケモン連動企画とMatter対応で加速するデジタル戦略

今回の発表で注目を集めたのが、ゲームと住まいを組み合わせた新たな取り組みだ。新作ゲーム『ぽこ あ ポケモン』とのコラボレーションでは、現実の住空間とデジタル体験をつなぐ新たなユーザー接点の創出を狙う。

スマートホーム分野では、共通規格「Matter」に対応した製品を拡充する。照明「VARMBLIXT(ヴァルムブリクスト)」はアップデートにより、12色のプリセットに加え、専用ハブを使うことで40種類以上のカラー調整が可能になる。新しいLED電球シリーズもMatterに対応し、他社製品と連携しやすい環境づくりを進める。

デジタルと店舗体験の融合も進む。AR機能「IKEA Kreativ」やセルフ決済機能「IKEA Scan & Pay」などを軸に、アプリを活用した買い物体験の強化も図る。

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都市型店舗と受取拠点の拡充で接点を拡大

店舗展開も引き続き強化する。2026年初秋には、「アーバンドック ららぽーと豊洲」内に「IKEA豊洲」を開業予定。都心型店舗として、「IKEA Tokyo-Bay」と連携し、商品の受け取り拠点としての役割も担う。

地方展開では、2026年4月24日に「IKEA岡山」をオープンするほか、北海道当別町で期間限定のポップアップストアを展開する。コンテナ型の店舗という新しい形式を採用し、地域に合わせた出店モデルを試す考えだ。

物流面では、全国約800カ所に広がる商品受け取り拠点を活用し、効率的でコストを抑えた配送体制を整備。ECと店舗の役割分担を見直し、オムニチャネル戦略の強化につなげる。

商品については、2026年度のテーマ「料理と食事」に関連するアイテムを中心に、700点以上の新商品を投入予定。アウトドアコレクション「SOLUPPGÅNG」なども展開し、暮らし全体を提案していく。

発表会では、2006年に千葉県船橋市で開業した日本1号店の歩みも振り返られた。IKEA Tokyo-Bayのマーケットマネージャー・大堀由紀子氏は、開業前のエピソードとして、工事予定地に渡り鳥のオオジシギが巣を作ったため、鳥が飛び立つまで工事を延期したことを紹介。このエピソードは、イケアが日本でスタートした当初から持つ「自然や家への愛」を象徴する物語として語り継がれているという。

「実は(1号店の)工事が始まる前、土埃対策の芝生に珍しい渡り鳥のオオジシギがやってきて、巣を作ってしまったんです。私たちは『人と地球を大切にする』というバリューに基づき、鳥たちが無事に飛び立つまで数ヶ月間、工事を延期することを決断しました」

また、船橋市の松戸徹市長も登壇し、オープニングセレモニーで行った丸太切りの思い出に触れながら、同店が地域のランドマークとして定着していることへの思いを述べた。

日本の東京のストリートカルチャーからインスピレーションを得た20周年記念の「AURTIENDE(アウルティエンテ)」
イベント後にはイケアの20年を象徴するミートボールやサーモンマリネなどが記者たちに振る舞われた

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