
Samsungが、3面ディスプレイを備えた折りたたみスマートフォン「Galaxy Z TriFold」の販売を早期終了する準備に入ったことがわかった。
Bloombergによると、同社はまず韓国で販売を縮小し、残る在庫がなくなり次第、米国でも販売を終了する方針だという。Samsungの広報担当者(匿名)が明らかにした。発売から3カ月足らずという短期間での打ち切りとなる。
在庫限りで終了、再入荷の予定ナシ。高コストが足かせで採算取れず?

韓国紙Dong-A Ilboは3月17日、TriFoldの国内向け最終入荷が同日に行われると報じた。Samsungの公式サイトでは今月初めに再入荷情報の掲載が停止され、米国ではすでに「在庫切れ」と表示されているという。
同モデルはSamsung直販のみで取り扱われ、韓国では2025年12月12日の発売以降、約6,000台が供給・販売されたとされる。米国内ではテキサス州やニューヨーク州のSamsung Experience Storeでわずかな在庫が確認されたものの、オンライン在庫はほぼ枯渇している。
今後は第三者の転売業者や中古市場が主な入手手段になる可能性が高い。ただし価格の高騰や品質面のリスクがあるため注意が必要だ。

販売終了の主因は、やはり製造コストの高さとみられる。部品価格の上昇により、販売を続けても利益確保が困難な水準に達していたとのこと。
三つ折りスマートフォン市場では、Huaweiが先行しており、同社はすでに第2世代モデルを投入している。初代「Mate XT Ultimate」は中国以外でも展開されたが、後継の「Mate XTs」は現在も中国限定となっている。
Galaxy Z TriFoldは先進的なフォームファクターを持つ一方、約2,899ドル(約40万円前後)という高価格もあり、一般市場への普及には至らなかった。Samsung側もそれは承知の上だったと思われるが、今回の決定は三つ折りスマートフォンが依然として実験的段階にあることを示すひとつの事例といえるだろう。
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