未発表のApple製品が、ユーラシア経済委員会 (EEC:Eurasian Economic Commission) のデータベースに新たに登録されたことが判明した。
Consomacによると、未発表のMacとみられるデバイスが同データベースに登録されたとのこと。現時点で何の製品か特定することはできないが、これまでの噂や過去のデータなどを考慮すると、この未知のMacの正体はM2チップを搭載したMacである可能性がありそうだ。
M2チップを搭載したMacがEECのデータベースに登録?
今回発見されたのは、新型Macとみられる未知のデバイス。合計で3つ発見されており、モデルナンバーはそれぞれ 「A2615」 「A2686」 「A2681」 となっている。このうち少なくともひとつはラップトップタイプの製品であるという。
これだけでは何の製品かは分からないものの、これまでの噂などを考慮するとM2チップを搭載したMacBook Proである可能性がありそうだ。M2チップ搭載MacBook Proについては、プロセッサがM2チップにアップグレードされる程度の変更にとどまり、画面の大型化やミニLEDテクノロジー・ProMotionテクノロジーは搭載されないと噂されている。
EECは、ロシアやカザフスタンなどが属するユーラシア経済連合の管理機関で、ユーラシア経済連合の地域で暗号化された技術を採用した製品を販売する際、同管理機関にデバイスを事前登録する必要がある。もちろんAppleも例外ではなく、新製品を出す数週間~数ヶ月前にEECに未発表デバイスを登録するのが通例。
つまり、今回登録された製品は今後数週間から数ヶ月以内に発売される可能性が高いということになる。Appleは今春に新製品発表イベントを開催すると噂されているが、同イベントにてこのM2チップを搭載したMacが披露されることになるのかもしれない。
ちなみに、EECにはこのほかにも新型iPhone SEと新型iPad Airとみられるデバイスが登録されたことが今年1月の段階で明らかになっており、これらも今春に発売する可能性が高いとされている。
(via 9to5Mac)
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