米Microsoftは現地時間5月20日、Snapdragon X EliteとSnapdragon X Plusを搭載した新型2-in-1ノートPC 「Surface Pro (第11世代)」 を発表した。
すでにMicrosoft Storeでは予約受付が開始されており、発売は6月18日を予定。価格は液晶モデルが207,680円〜、有機ELモデルが295,680円〜 (どちらも税込) 。
Copilot+ PC準拠の新型2-in-1ノートPC 「Surface Pro (第11世代)」 発表
「Surface Pro (第11世代)」 は、Microsoftが定める 「Copilot+ PC」 に準拠した最新の2-in-1ノートPC。Microsoftは 「これまでで最も柔軟で、最もパワフルな2-in-1」 であると紹介している。
本製品には、毎秒45兆回の高速演算処理性能を持つNPU 「Qualcomm Hexagon」 を内蔵した、「Snapdragon X Plus」 もしくは 「Snapdragon X Elite」 が搭載。それぞれ液晶モデルには 「Snapdragon X Plus」 を、有機ELモデルには 「Snapdragon X Elite」 を搭載する。「Surface Pro 9」 と比較して、パフォーマンスは90%高速化。Microsoftは最新のMacBook Airよりも高速だとしている。
メモリ容量とストレージ容量の組み合わせは、液晶モデルが16GB RAM/256GB SSDと16GB RAM/512GB SSDの2種類、有機ELモデルが16GB RAM/512GB SSDと16GB RAM/1TB SSDと32GB RAM/1TB SSDの3種類。
画面は液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの2種類から選択可能。画面サイズはどちらも13インチでタッチ操作に対応しており、解像度は2880 × 1920 (267ppi) 、縦横比は3:2、リフレッシュレートは最大120Hzに対応。有機ELディスプレイは1,000,000:1の高いコントラスト比を実現している。
本体サイズは287 × 208 × 9.3mm、重量は895g。薄型軽量デザインにより、持ち運びやすい。本体カラーはサファイア・デューン、プラチナ、ブラックの4色展開。100%再生アルミ合金や100%再生レアメタルを含む再生素材を72%以上使用している。
本体に搭載されたキックスタンドでは165°まで本体を倒すことが可能で、タブレットやスケッチブック、モニターなど、様々な使い方ができる。
カメラはフロントとリアの両方に搭載。フロントには超広角のクアッドHDフロントSurface Studioカメラを搭載し、自動フレーミングなどのAI機能が利用できる。リアには10.5MPのUltra HD オートフォーカスカメラを搭載する。
外部ポートは2つのUSB Type-Cポート (USB 4) が搭載。最大65Wの高速充電に対応する。
バッテリー容量は、液晶モデルが48Wh、有機ELモデルが53Wh。バッテリー持ちは、ローカルビデオの再生で最大14時間、Webの閲覧では最大10時間。
搭載OSはWindows 11 Home。通信はWi-Fi 7とBluetooth 5.4をサポート。5G対応オプションは、2024年後半に提供予定とのことだ。
対応アクセサリは、「Surface スリムペン (2ndエディション)」 「Surface Pro Flexキーボード」 「Surface Pro Signature キーボード」 「Surface Pro キーボード」 「Surface Pro X Signature キーボード」 「Surface Pro X キーボード」 など。
Microsoft Storeでの価格は液晶モデルが207,680円〜、有機ELモデルが295,680円〜 (どちらも税込) 。すでに予約受付が開始されており、発売は6月18日を予定している。
(画像:Microsoft)