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シャープ、新世代AQUOS発表。有機EL・ミニLED計15機種、RGBタンデム有機ELを国内初採用

シャープは5月14日、薄型テレビ「AQUOS」の誕生25周年を記念した2026年夏モデルとして、有機EL(OLED)8機種、ミニLED液晶(XLED)7機種の計15機種を発表した。

ラインアップの中心となるのは、有機ELフラッグシップ「S9Aライン」、有機ELハイグレード「S7Aライン」、ミニLED最上位「X9Aライン」、ミニLED標準「X7Aライン」の4シリーズ。市場想定価格は、77型有機EL「4T-77S9A」が93万5,000円前後、75型ミニLED「4T-75X9A」が63万8,000円前後など。

全モデルで、生成AIを活用した新サービス「AQUOS AI」に対応する。発売は5月23日から順次開始し、ミニLED最上位の「X9Aライン」は6月20日に発売する。

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“家族の一員” を目指す新AQUOS、次世代パネルと生成AIを融合

2001年に誕生したAQUOSは、国内累計出荷5,600万台を超えるブランドへ成長した。一方で近年は、動画配信サービスやスマートフォンの普及によってテレビを取り巻く環境が大きく変化している。コンテンツの選択肢が増えた反面、「何を見るか決めづらい」「機能が複雑化した」といった課題も出てきた。

今回の新モデルでは、テレビを“映像を見る機械”から、“会話しながら楽しむ存在”へ進化させる方向性を打ち出した。

全15機種で利用できる「AQUOS AI」は、生成AI技術をテレビ向けに統合したコミュニケーションサービスで、男性キャラクター「大輝(だいき)」、女性キャラクター「あゆみ」と会話を楽しめる。65型以上ではキャラクターが等身大に近いサイズで表示され、家族のような距離感を演出する。

AQUOS AIには、ユーザーの感情に寄り添う「共感知性」と、意図を理解する「探索知性」を組み合わせた。過去の会話内容も記憶し、やり取りを重ねることで応答が変化する。日常会話を楽しむ「トーク」、視聴傾向や気分に応じた「番組おすすめ」、操作方法を案内する「使い方ヘルプ」の3機能を用意した。

料金体系は、月50回まで利用できる無料の「フリープラン」に加え、月400回の「ノーマル」(月額495円)、月1,600回の「ゴールド」(月額1,980円)を設定。「番組おすすめ」や「使い方ヘルプ」は基本無料で利用できる。

ハードウェアでは、有機EL最上位「S9Aライン」に、AQUOSとして初めて「RGBタンデム有機ELパネル」を採用。赤・緑・青の4層発光構造を持つ最新世代パネルで、独自の駆動回路と放熱構造「クールダウンシールド3」を組み合わせることで、従来のS-Brightパネル搭載機「S7Aライン」と比較して約2.4倍のカラーボリュームを実現した。

シャープは前年モデルで採用していたQD-OLEDから、今回RGBタンデム方式へ移行した。その背景には、発光効率や色再現性だけでなく、日本のリビング環境で重視される映り込み低減性能や省電力性の向上がある。多層の低反射コートによって外光や照明の映り込みを抑え、明るい部屋でも深い黒を維持できるという。

サイズ展開は77型、65型、55型、48型の4種類。48型のタンデム有機ELモデルは国内唯一としている。一方の「S7Aライン」は、高輝度なS-Brightパネルを採用しつつ、42型まで用意することで導入しやすさを重視した構成となる。

ミニLED液晶では、「X9Aライン」に新開発の「Advanced RGB 量子ドットリッチカラー」を搭載した。独自配合の量子ドットシートで光の純度を高め、従来比約1.4倍のカラーボリュームを実現。自然界の深い赤や緑を鮮やかに描き出すとしている。パネル表面には、低反射と広視野角を両立する「N-Black Wide」を採用した。

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イルカ由来の音響技術、人感センサー連携も搭載

映像処理エンジンには最新世代の「Medalist S7」を採用した。映像信号処理だけでなく、RGBタンデム有機ELパネルの4層発光制御や放熱制御まで担う。人感センサーとも連動し、視聴者の位置や距離を検知して画質や音質を自動調整する。

新たに導入した「AIオート好み設定」では、「映像の質感」「顔色」「黒表現」などを「ビビッド」「標準」「ソフト」などから選択できる。ユーザーの好みに合わせてAIが映像を最適化する仕組みだ。

上位モデルには、イルカの頭部構造から着想を得た「快音リフレクター」を採用した。スピーカーを前方へ25度傾け、リフレクターで音を正面へ導く構造で、従来比約40%の音放射効率向上を実現。セリフやナレーションなど、人の声の聞き取りやすさを高めた。

さらに、「S9Aライン」(48型除く)と「X9Aライン」には、ハイトスピーカーやサイドスピーカーを追加した100W出力の「AROUND SPEAKER SYSTEM++」を搭載。上下左右から包み込む立体音響を実現する。対して「X7Aライン」は、65/55/50型が65W、43型が50W構成となる。

省エネ面では、人感センサーが視聴者の離席やうたた寝を検知すると、自動で画面をオフにする機能も搭載した。

発売日は「S9Aライン」「S7Aライン」「X7Aライン」が5月23日、「X9Aライン」が6月20日。あわせて、5月14日から8月17日までの購入者を対象に、最大5万円を還元する「ご愛顧感謝祭」キャッシュバックキャンペーンも実施する。

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