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新型iMacやiPad Airは2020年後半に発売。8.xインチiPad miniとミニLEDディスプレイ搭載iPad Proは2021年前半:DigiTimes報道

Appleは6月22日(日本時間23日)に開催されるWWDC20の基調講演で新型iMacを発表すると噂されているが、同デバイスの発売は基調講演後すぐではなく、もうすこし後になるかもしれない。

現地時間6月12日、DigiTimesは2020年後半〜2021年前半に発売するAppleの新製品について報じており、その中で新型iMacが2020年後半に発売すると伝えた。

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新型iMacはWWDC20の基調講演後すぐには発売しない?

DigiTimesは、BLU(バックライトユニット)のサプライヤーであるRadiant Opto-Electronicsが、2020年後半に発売予定の新型iMacとiPad向けにBLUを出荷する準備ができているという情報を入手。このことから、23インチiMacと10.8インチiPad Airが2020年後半に発売される可能性が高いと報じている。

2020年後半というと7〜12月を指すことになるため、新型iMacの発売が7月以降になる可能性がある。

ただし、DigiTimesの情報にはこれまでの情報と食い違う部分が存在する。

まず新型iMacについて。これまでの情報ではすでに出荷準備が整っており、WWDC20の基調講演後すぐに発売する、つまり6月中に発売する可能性が高いとされていたが、DigiTimesの今回の情報が正しいとすれば、たとえWWDC20で新型iMacが発表されたとしても発売は7月以降になることに。

また新型iPad Airに関して。DigiTimesは画面が現行の10.2インチから10.8インチに大きくなり、2020年第3四半期から量産が開始されるとしているが、現行のiPad Airのサイズは正しくは10.5インチであることから、エントリーモデルのiPadと間違えて伝えている可能性がある。つまり、DigiTimesが今回iPad Airとして伝えているモデルは実はエントリーモデルのiPadである可能性がある。

DigiTimesがインチ数を書き間違えたのか、それともモデル名を書き間違えたのかは現時点では不明だ。

新型iPadの画面サイズに関する噂
  現行モデル DigiTimesの情報 そのほかの情報
iPad mini 7.9インチ 8.xインチ 8.5〜9インチ
iPad 10.2インチ (言及なし) 10.8インチ
iPad Air 10.5インチ 10.8インチ 11インチ
iPad Pro 11インチ
12.9インチ
(言及なし)
12.9インチ
11インチ
12.9インチ

参考情報として、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は10.8インチの 「iPad」 が2020年後半に発売すると伝えていた。Kuo氏はあえてiPadのモデル名を指定しなかっただけの可能性もあるが、新型iPad Airに関しては11インチの画面が搭載されるという情報が伝えられていることから、今回の情報と一致していない可能性については頭にとどめておくべきだろう。DigiTimesの情報はここ数年あまり精度が高くないことから、今回の情報も参考程度に捉えておいたほうがよさそうだ。

ちなみに、DigiTimesは2021年前半には8.xインチに画面が大きくなったiPad miniとミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチiPad Proが発売する予定であるとも報じている。これらのデバイスの情報は以前から伝えられている情報と一致しているため、依然として計画に変更はないものと考えられる。

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[ via MacRumors ]