今月18日に発売を控えている 「iPhone SE (第3世代)」 のベンチマークスコアが明らかになった。
ベンチマークソフト 「Geekbench」 のサイトに、「iPhone SE (第3世代)」 のベンチマークテスト結果が投稿されていると米Apple系メディアMacRumorsが伝えている。
iPhone SE (第3世代) のベンチマークテスト結果が判明か
「iPhone SE (第3世代)」 に搭載されているSoCは、「A15 Bionic」 。5nmプロセスを採用し、省電力コア4個と高性能コア2個の全6コアで構成されたプロセッサで、昨秋に発売したフラグシップモデル 「iPhone 13」 シリーズにも搭載された高性能チップだ。
今回発見されたベンチマークテスト結果では、シングルコアスコアが1695、マルチコアスコアが4021。これはiPhone 13シリーズに搭載されたA15 Bionicプロセッサよりもすこし低めの数値となっているものの、先代のiPhone SE(第2世代)に搭載されていたA13 Bionicからは30%程度、処理性能が向上していることになる。
iPhone SE (第2世代) | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone SE (第3世代) | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | |
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発売日 | 2020年4月 | 2020年10月 | 2020年10月 | 2022年3月 | 2021年9月 | 2021年9月 |
プロセッサ | A13 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic | A15 Bionic |
シングルコア | 1328 | 1586 | 1590 | 1695 | 1756 | 1725 |
マルチコア | 3334 | 3844 | 3984 | 4021 | 4675 | 4720 |
RAM | 3GB | 4GB | 6GB | 4GB | 4GB | 6GB |
なお、同ベンチマークテスト結果からは 「iPhone SE (第3世代)」 のRAM容量が明らかになっている。昨日、内蔵されたRAMの容量は4GBであることが明らかになっていたが、それは正しかったようだ。
iPhone SE (第3世代) の特徴
「iPhone SE (第3世代)」 は、2020年4月に発売した 「iPhone SE (第2世代)」 の後継モデルにあたる製品。
本体デザインは従来モデルとほとんど変わらず、4.7インチディスプレイとTouch ID内蔵ホームボタンが引き続き搭載されている。iPhone 13シリーズと同じガラスが前面・背面に使用されることで耐久性能も向上している。
内蔵チップはA15 Bionic。iPhone 8シリーズに比べてCPU性能1.8倍、GPU性能2.2倍に向上した。さらに電力効率が上がったことでバッテリーの駆動時間も伸びているという。
ネットワークは5G通信をサポート。背面カメラは1200万画素でスマートHDR 4に対応した。防水・防塵仕様はIP67等級。カラーラインナップはミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの全3色。
iPhone SE (第3世代) は3月18日(金)に発売予定。予約受付は3月11日(金)午後10時から開始される。
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(画像:Apple)