iPhone 15 ProのみWi-Fi 6Eをサポートか。サイドボタンもソリッドステート式に?

Appleが2023年秋に発売を計画している 「iPhone 15」 シリーズは、次世代通信規格であるWi-Fi 6Eをサポートする計画と報じられている。

しかし、このWi-Fi 6Eは上位モデルであるiPhone 15 Proシリーズのみがサポートする予定で、下位モデルとなるiPhone 15シリーズは現行のWi-Fi 6を引き続きサポートすることになるかもしれない。

この情報は、TwitterユーザーのUnknownz21(@URedditor)氏の情報を米Apple系メディアMacRumorsが伝えたものになる。Unknownz21氏は、iPhone 15シリーズの設計図と見られる画像を紹介した。

(画像:@URedditor)

画像に掲載されている 「D8x」 および 「D3y」 は、それぞれ 「iPhone 15 Pro」 シリーズと 「iPhone 15」 シリーズを指すという。そして、「D8x」 はWi-Fi 6Eをサポートし、「D3y」 はWi-Fi 6をサポートするとのこと。

また、前者は最新SoCの 「A16 Bionic (仮称)」 チップを搭載するのに対して、後者は 「A15 Bionic」 チップを搭載するとのこと。昨年発売したiPhone 14シリーズは上位モデルと下位モデルで内蔵SoCに差が設けられていたが、今年もその方針は変わらないようだ。

さらに、「iPhone 15 Pro」 シリーズにはソリッドステート式のサイドボタンおよびボリュームボタンが搭載される。一方で「iPhone 15」シリーズにはこれまで通り物理式のボタンが搭載されるものとみられる。

こうした差別化は、差別化以外にも製造コストなど様々な観点から合理的ではあるものの、iPhone 14シリーズで下位モデルと上位モデルで販売数に大きな差があることが一部で報じられていることを考慮すると、今年もユーザーの人気は上位モデルに集中する可能性がありそうだ。

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