Appleは今年の秋に新型iPhoneこと 「iPhone 13」 シリーズを発売する計画だ。同シリーズは現行モデルのiPhone 12シリーズから大きく進化することなく、主にプロセッサやカメラ性能だけが進化するマイナーアップデートモデルになる予定と報じられている。
その中でも注目はカメラの性能向上だが、iPhone 13シリーズはすべてのモデルでセンサーシフト光学式手ぶれ補正機能が搭載される可能性があることがわかった。台湾メディアDigiTimesが現地時間1月20日付で報じている。
iPhone 13シリーズは全モデルでセンサーシフト光学式手ぶれ補正機能が搭載?
DigiTimesによると、2021年後半に発売が予定されている次期iPhoneにはすべてのモデルでセンサーシフト光学式手ぶれ補正機能が搭載されるとのこと。
このセンサーシフト光学式手ぶれ補正機能とは、現行最上位機種であるiPhone 12 Pro Maxでのみ利用できる手ぶれ補正機能。内蔵ジャイロで手ぶれを検知しイメージセンサーを動かすことで光軸を調整する方式を採用する。従来の手ぶれ補正機能よりも手ぶれを抑えられることから、美しい一瞬の光景を逃さず撮影することが可能だ。
iPhoneシリーズには広角と超広角、加えてプロモデルには望遠の3つのレンズが搭載されている。このうちのどのレンズにセンサーシフト光学式手ぶれ補正機能が搭載されるのかは不明だが、昨年はデバイス間の差別化のために搭載された同機能が全モデルに搭載されることになれば、今年は “各モデルの差” が縮まる可能性がある。
ただし注意していただきたいのは、国内メディアMacお宝鑑定団Blog(羅針盤)は、DigiTimesの伝える今回の情報とは異なる見解を持っているということ。
Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)は、サプライヤーからの情報としてセンサーシフト光学式手ぶれ補正機能はプロモデルのみ、つまりiPhone 13 Pro/13 Pro Maxのみに搭載されると伝えていた。どちらの情報が正しいのかは現時点で不明だ。
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[ via MacRumors ]