iPhone 13、背面カメラにアナモフィックレンズが新たに搭載?広角・望遠・超広角レンズは画素数が大幅アップとの噂

来年発売されると予想されている 「iPhone 13」 シリーズについて、カメラに関する新情報が登場している。

この情報を伝えたのは、TwitterユーザーのFudge(@choco_bit)氏。同氏によると、iPhone 13のカメラは大幅な進化を遂げることになりそうだ。

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iPhone 13のカメラ性能に関する新情報が登場

まずは現行機種にも搭載されている広角・望遠・超広角レンズについて。iPhone 13には64MPの広角レンズと40MPの望遠レンズ、40MPの超広角レンズが搭載されることになるという。各レンズの光学・デジタルズームの性能は以下のとおり。

  広角 望遠 超広角
画素数 64MP
(6400万画素)
40MP
(4000万画素)
40MP
(4000万画素)
光学ズーム 1倍 3〜5倍 0.25倍
デジタルズーム 6倍 15〜20倍

また、iPad Pro (2020)で採用された深度検出用のLiDARスキャナの進化版に当たる 「LiDAR 4.0」 も搭載されるという。

そして、今回の情報でもっとも注目したいのが、64MPの 「アナモフィックレンズ」 の搭載について。

アナモフィックレンズは、シネマスコープ比率の映像を撮影するためのカメラレンズ。一般的な画面比率(3:2、4:3、16:9など)よりも横長比率で撮影できるため、映画チックな映像や写真を撮影することが可能。レンズに映る風景を横方向に一度半分に圧縮して撮影し、動画を再生するときふたたび2倍に戻すことでシネスコ比率の映像撮影を実現する。

一般的なレンズでシネスコ比率の映像を撮影するには、撮影した映像の上下をカットする必要があり、せっかく撮影した画素が無駄になってしまう。しかし、このアナモフィックレンズを使用すれば画素も無駄にすることなくシネマスコープ映像を作ることが可能だ。

ただし、Fudge氏は今回の情報の正確性はいまひとつとしていて、情報源が疑わしい、もしくはAppleが計画を変更する可能性があることを示唆している。

Fudge氏は別のツイートで、iPhone 13のプロトタイプのものと思われるカメラ部分のデザインも公開している。こちらもプロトタイプの情報ということで、確定的な情報ではないことに注意だ。

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