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「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」発表。初の2nm「A20 Pro」、可変絞り48MPカメラを搭載

Appleは9月9日(現地時間)、新型スマートフォン「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」を発表した。2025年に登場した「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」のデザインを引き継ぎながら、2nmプロセスで製造する新チップ「A20 Pro」、大型化した冷却システム、可変絞りに対応した48MPメインカメラなどを搭載する。

バッテリー駆動時間も伸び、「iPhone 18 Pro」は通常使用で最大24時間、「iPhone 18 Pro Max」は最大30時間。eSIM専用モデルの動画再生時間は、それぞれ最大36時間、45時間となる。有線充電も高速化し、約15分で50%まで充電できる。

価格は「iPhone 18 Pro」が1,199ドルから、「iPhone 18 Pro Max」が1,299ドルから。新たに2TBのストレージ容量も用意する。予約注文は9月12日、発売は9月18日を予定している。

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デザインは「iPhone 17 Pro」を継承。4色を用意

「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」の基本デザインは、前世代の「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」を引き継ぐ。

2025年の「iPhone 17 Pro」シリーズでは、それまでのチタニウム素材からアルミニウムボディへ変更。背面には横方向に広がるカメラバーを配置し、内部にはベイパーチャンバーを採用した。

「iPhone 18 Pro」シリーズも、このデザインをベースにしている。カラーはディープブラック、シルバー、グレイシャー、バーガンディの4色。背面のアルミニウム部分とCeramic Shieldガラスの色も、前世代より合わせた仕上げになった。バーガンディは、「iPhone 17 Pro」のコズミックオレンジに代わる新色として用意される。

「Dynamic Island」は小型化した。ライブ情報を確認しやすくなり、最大3つの「Live Activities」を同時に表示できる。

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2nm「A20 Pro」で処理性能を強化。冷却機構も3倍に

「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」の大きな変更のひとつが、新チップ「A20 Pro」だ。

「A20 Pro」は2nmプロセス技術を採用した新しいアーキテクチャで設計されている。AppleがiPhone向けチップに2nmプロセスを採用するのは今回が初めてとなる。

CPUは6コア構成で、2基の新しいスーパーコアと4基の高効率コアを搭載する。スーパーコアは前世代より最大20%高速で、Appleはデスクトップクラスかつスマートフォンで最速のCPUコアと説明している。

GPUは7コア構成へ刷新。グラフィックス性能は最大40%向上した。GPUには新しいニューラルアクセラレーターも組み込まれ、FP8の処理性能は前世代の2倍。デバイス上で大規模言語モデル(LLM)を動かすようなAI処理にも活用できる。

「Neural Engine」も強化された。2つ目のNeural Engineを追加して合計32コア構成とし、計算能力は前世代の2倍になった。8ビット浮動小数点演算にも対応する。

メモリ帯域幅は50%増加。AppleがiPhoneで採用したメモリインターフェースとしては過去最大となる。

チップのパッケージ構造も見直した。Mシリーズチップに着想を得たカスタムパッケージを採用し、シリコンダイとメモリを横並びに配置。シリコンをベイパーチャンバーへ直接接続できる構造とした。

高負荷時の性能を維持するため、冷却システムも大幅に強化している。新しいベイパーチャンバーは「iPhone 17 Pro」の3倍の表面積を持ち、内部では脱イオン水を循環させる。80%リサイクルステンレス鋼を使用し、熱伝導性を高めたグラファイトも組み合わせた。

さらに、ディスプレイから熱を逃がすためのナノツイン銅素材も採用する。Appleによれば、新しい熱管理システムによって「iPhone 18 Pro」の持続性能は「iPhone 17 Pro」比で最大40%向上。「iPhone 16 Pro」以前と比べると最大2倍になる。

長時間のゲームなど、高い負荷が続く用途でも性能を維持しやすくなった。発表では、カプコンとTencent Gamesが共同開発する『モンスターハンター アウトランダーズ』を紹介。「A20 Pro」のGPUを使い、コンソール級のライティングやディテールを持つグラフィックスを最大120fpsで描画できるとしている。「MetalFXアップスケーリング」や空間オーディオにも対応し、2026年後半の配信を予定する。

「iPhone 17 Pro Max」級のバッテリーを「iPhone 18 Pro」に

バッテリー駆動時間も伸びた。「iPhone 18 Pro」は「iPhone 17 Pro Max」と同等の1日中使えるバッテリー性能を実現。通常使用時は1回の充電で最大24時間使える。

「iPhone 18 Pro Max」は、iPhone史上最大の世代間アップデートとなるバッテリー性能をうたう。通常使用時は最大30時間としている。

eSIM専用モデルの動画再生時間は、「iPhone 18 Pro」が最大36時間、「iPhone 18 Pro Max」が最大45時間となる。

Appleは実際のユーザーの利用データを分析し、写真撮影やAIの利用などを含めた新しいバッテリー消費モデルも開発した。有線充電も高速化し、約15分で50%まで充電できる。5分間の高速充電でも約6時間分の動画再生が可能としている。

48MPメインカメラが可変絞りに対応。撮影を細かくコントロール

カメラも大きく進化した。「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」の48MP「Fusion」メインカメラは、可変絞りに対応する。事前の噂では「iPhone 18 Pro Max」のみが対応するとされる見方もあったが、実際には両モデルに搭載された。

絞りを変えることで、レンズに入る光の量だけでなく、写真の被写界深度も調整できる。可変絞り機構には6枚のレーザーカットされたブレードを使用。各ブレードは人間の髪の毛よりも薄く、質量、柔軟性、耐久性のバランスを考慮した特殊なポリマー複合材料で作られている。

新しいローター機構でブレードの動きを制御し、複数の絞り値でも画質を保てる専用設計のレンズを組み合わせた。

絞りは撮影シーンに応じて自動的に調整される。暗い場所では絞りを開いて約50%多くの光を取り込める。F1.8では光量と被写界深度のバランスを取り、絞りを狭くすれば被写界深度を深くして、奥にある被写体も鮮明に捉えやすくなる。

ナイトモードも高速化し、画質を改善。天体撮影のような暗いシーンにも対応する。

カメラアプリには「Pro Controls」を追加した。よく使う設定へアクセスしやすいようにインターフェースをカスタマイズできるほか、ホワイトバランス、ヒストグラム、絞り、シャッタースピードなどを手動で調整できる。

絞りは4種類の設定から選択でき、シャッタースピードを変えて意図的にモーションブラーを入れるといった撮影も可能になった。

動画撮影でも「Pro Controls」を利用できる。動く被写体を追い続ける「Smart Focus Tracking」も搭載し、オンデバイスAIによって被写体を認識。被写体が前後に移動したり、いったんフレームの外へ出て戻ってきたりしても、フォーカスを維持する。

「Photographic Styles」も進化し、色に加えてテクスチャやグレインを調整できるようになった。肌の質感などを細かく調整し、色と質感を組み合わせた写真に仕上げられる。

動画関連では、シネマティックモードが60fpsに対応。タイムラプスは4K解像度のDolby Vision HDRに対応し、「Audio Mix」もアルゴリズムを更新して音声録音の品質を高めた。音楽にも対応する。

「Apple Reference Image」で写真の真正性を確認

AIによる画像生成や編集が広がるなか、撮影した写真が実際にカメラで撮影されたものか確認するための機能も搭載する。

「Apple Reference Image」は、「iPhone 18 Pro」で撮影した写真の真正性を確認するための仕組みだ。新しいメインカメラは撮影時にセンサーから取得した写真データへ、ピクセル単位で安全な署名を付ける。その署名データを「Private Cloud Compute」で変更できない参照画像へ変換し、写真アプリから確認できる。

通常の編集可能な写真とは別に参照画像を保存する仕組みで、Appleはこれを「デジタルネガ」のようなものと説明している。AIによって生成・編集された画像を識別するため、「Scenes ID」標準にも対応する。

「Apple Intelligence」と「Siri AI」を強化。iOS 27も対応

「iPhone 18 Pro」では、AIを使った機能も強化される。Apple Intelligenceは可能な限りデバイス上で処理し、より高い処理能力が必要な場合には「Private Cloud Compute」を利用する。ユーザーの個人情報を扱いながら、オンデバイスAIとクラウド処理を使い分ける考え方だ。

「Siri」は、音声と文字入力の両方で利用できる。ホーム画面には新しい「Siri」アプリも用意し、過去の会話を振り返ったり、新しい会話を始めたりできる。iCloudを通じてApple製品間で会話をプライベートに同期する。

カメラアプリから「Siri」を呼び出して、映っているものについて質問することも可能。複数の予定をまとめてカレンダーへ追加するといった操作にも対応する。文字入力中にも「Siri」を利用でき、メールの作成や編集などをサポートする。

「Siri AI」の音声も強化。複数の音声から好みのものを選べるほか、話すペースや表現力も調整できる。

「Apple Intelligence」はSafari、ショートカット、電話、写真などにも広がる。Safariでは「Notify Me」によってWebページの変更を監視して通知できる。ショートカットでは、自然な言葉で説明するだけで、学校からメールを受信した際にカレンダーとリマインダーを更新するといった自動化を作成できる。

電話アプリでは、企業などに電話をかけた際、フライトの確認コードなど、必要になりそうな情報を自動で表示する。

画像生成機能「Image Playground」も刷新。写真アプリでは、複雑なシーンに対応した「Cleanup」、画像を拡張して被写体の周囲に余白を作る「Extend」、撮影後に構図を調整できる空間リフレーミング機能などを利用できる。

「Apple Intelligence」は今月のOSアップデートで16言語に対応する予定。「Siri AI」は英語でベータ版として提供し、フランス語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語への対応は10月に追加する。

OSは「iOS 27」を採用する。子どもが見られるコンテンツや連絡できる相手、利用できる時間帯を管理する新しい安全機能を搭載。Liquid Glassのカスタマイズ、メールなどの検索機能の改善、AirDropの高速化も盛り込む。

セルラー通信とWi-Fiの切り替えも改善され、2台の「iPhone」で1つの電話番号を使える「iPhone Handoff」も導入する。端末を持ち替えると、その「iPhone」ですぐに電話番号を利用できる仕組みで、米国のT-MobileとドイツのTelekomから提供を開始する。VerizonとEEも年内の対応を予定している。

Appleは今回の「iPhone 18 Pro」を、AIとユーザーの個人情報を結び付ける「インテリジェントなパーソナルハブ」と位置付けている。

カレンダー、人間関係、日々の習慣など、ユーザーに関わる情報を理解しながら、必要なときにはオンデバイスでAIを動かす。Appleは、こうした個人に寄り添ったAI体験を「iPhone」を中心に広げていく考えを示している。

アクセサリーでは、新しい「Clear」ケースや「TechWoven」、「シリコン」素材のケースを用意。クロスボディストラップと色を合わせられる新色も登場する。「iPhone」ケースと「AirPods Pro」の両方で使える新しいリストストラップも発売する。

「iPhone 18 Pro」は1,199ドルからで、2TBモデルも選択できる。「iPhone 18 Pro Max」は1,299ドルから。

米国では「iPhone 14」以降のモデルを下取りに出すことで最大1,200ドルの割引を受けられるほか、12カ月または24カ月の月額払いで利用できるアップグレードプログラムも用意する。

予約注文は9月12日、発売は9月18日。今回発表された価格や販売条件は米国向けで、日本での価格や発売条件については別途発表される。

(画像:Apple)