
Epic Gamesは5月1日、日本国内でiPhone向け「Epic Games Store」の提供を開始した。これにあわせて、iOS版『フォートナイト』および『Rocket League Sideswipe』の配信も再開している。
背景にあるのは、日本政府が可決した「モバイルソフトウェア競争促進法」だ。これにより、Appleは自社以外のアプリストアの提供を認める形となり、Epic GamesがiPhone向けに独自ストアを展開できるようになった。
ゴールデンウィーク施策や新シーズンも展開

iPhoneユーザーは現在、『フォートナイト』の最新バトルロイヤルシーズン「チャプター7 シーズン2:フォートナイト・ショーダウン」をモバイル環境でプレイできる。
プレイヤーは2つのチームのいずれかに参加し、新たな武器や報酬を巡って競い合う。また、開発者が制作した34万5,000以上のゲームコンテンツにもアクセス可能としている。
5月9日までのゴールデンウィーク期間中には、アイテムショップで歴代の人気アイテムを復刻販売。日本人クリエイターによるロッカーバンドルの再販に加え、新たなバンドルも順次投入される予定だ。
さらに、モバイル版『フォートナイト』をダウンロードし、友だちを招待したユーザーには、新コスチューム「Yeddy」をプレゼントするキャンペーンも実施している。
Appleの手数料を巡ってEpicは批判継続
Epic Gamesは、Appleの現行ルールに対する批判を続けている。
Appleは、サードパーティ製ストア経由のアプリ内購入に対して5%の「コアテクノロジー手数料」を設定しており、未完了の取引を含む購入データの報告も開発者へ義務付けている。
Epic側は、こうした仕組みが開発者の参入障壁になっていると主張。現時点では、自社ストア上で他社製アプリを配信しない方針を明らかにしている。同社は今後、公正取引委員会に対し、Appleによる不当な手数料徴収の禁止を求めていく考えだ。

また、ユーザー向けの導入フローについても課題を指摘している。欧州では規制当局の指導によりインストール手順が6画面まで簡略化された一方、日本ではさらに3つの手順が追加されているという。
Epic Gamesは、日本の規制当局とも連携しながら、反競争的な慣行の是正を求めていくとしている。
iPhoneへの導入は、Epic Games公式サイトのiOS向けページから行う。ページ内の「ダウンロード」を選択後、設定画面で「Epic Games Inc.のアプリを許可する」を有効化し、インストールを進める必要がある。



