
Appleは、「Mac mini」の256GBストレージモデルの販売を終了した。
256GBモデルは先週から在庫切れが続いており、出荷表示も曖昧な状態になっていたが、今回ついに公式サイトの構成一覧から削除されたかたち。これにより、最小構成は512GBで、最小価格も124,800円からということになる。
Mac miniの256GB構成が公式サイトから削除 最小価格は124,800円に

Mac miniは、ディスプレイやキーボードを別途用意する小型デスクトップで、Macシリーズの中では比較的手頃な価格帯を担ってきた。近年は自社開発チップの性能向上により、開発用途や軽めのクリエイティブ作業に加え、AI関連の処理にも使われる場面が増えている。こうした需要の広がりもあり、供給が不安定になる状況が続いていた。
今回の構成変更の背景には、「需要の増加」と「供給の制約」がある。ティム・クックCEOは昨日の決算説明会で、Mac miniや上位モデルのMac Studioについて、「AI用途での需要が想定以上に伸びた」と説明している。
さらに、これらの製品に搭載されるチップが先端プロセスで製造されていることも、供給制約の一因となっている。加えて、AIサーバー需要の拡大に伴うメモリ不足も影響している。
Appleは今期、メモリコストの上昇を見込んでおり、それに伴い製品構成の見直しを進めているとみられる。
現在、M4チップ搭載のMac mini(16GBメモリ/512GBストレージ)は出荷まで数週間待ちとなっている。地域によっては6月中旬以降の到着と案内されており、32GBメモリ構成など一部モデルは「現在注文できません」と表示されている。こうした状況は販売店でも同様で、Amazonなどでも在庫切れや入荷待ちが続いている。
クックCEOは、需給バランスが整うまでに「数カ月かかる」との見通しを示している。256GBモデルの廃止についても、一時的な対応ではなく、このまま継続される可能性が高い。
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