
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は10月22日、映画『ゴジラ-0.0』とコラボレーションした14.0型モバイルノートPC「FMV Zero GODZILLA EDITION」(型番:FMV WU3G-L3)を発表した。公式直販サイト「FMV Store」限定のカスタムメイドモデルとして販売し、同日13時から受注を開始する。提供開始は11月下旬を予定している。
本機は、軽量設計と黒を基調としたシンプルなデザインが特徴の「FMV Zero」シリーズをベースに、ゴジラの世界観を取り入れた特別モデルだ。14.0型ディスプレイを搭載しながら、本体重量を約886gに抑え、持ち運びやすさにもこだわった。ゴジラをモチーフにした専用デザインやサウンドを楽しめるほか、AMDの「Ryzen AI」シリーズを搭載し、Microsoftの「Copilot+ PC」にも対応するなど、日常の仕事や作業に使うノートPCとしての実用性も備えている。
今回のコラボレーションは、2026年11月3日に公開される映画『ゴジラ-0.0』に合わせて企画された。FCCLによると、製品名と映画のタイトルに「0(ゼロ)」が含まれていることに加え、日本発のクリエイティブを大切にする姿勢や、国内製造によるモノづくりという共通点も企画の背景にあるという。ゴジラが持つ圧倒的な存在感や強靭さを、日常的に持ち歩くノートPCに落とし込むことを目指した。
黒を基調とした外観にゴジラの意匠を散りばめる
ベースとなる「FMV Zero」シリーズは、本体やロゴを黒で統一したデザインと、プリインストールソフトウェアを必要なものに絞った構成が特徴だ。「FMV Zero GODZILLA EDITION」もその方向性を受け継ぎ、落ち着いた黒一色の外観のなかに、ゴジラをモチーフにした専用の意匠を取り入れている。
天板には、黒いインクによるシルク印刷でゴジラの横顔を描いた。印刷も本体と同じ黒で統一されているため、正面から見ると模様は目立ちにくいが、光の当たり方や見る角度によってゴジラの姿が重厚に浮かび上がる。ゴジラの存在感を前面に押し出すのではなく、普段使いしやすいデザインを保ちながら、見る角度によって表情が変わる仕掛けを取り入れた。
キーボードは、かな表記を省いたバックライト付き仕様。キーの文字色には、ゴジラの放つ熱線をイメージしたオリジナルカラー「熱線ブルー」を採用した。Enterキーには映画『ゴジラ-0.0』のタイトルロゴを印字し、タッチパッドにはゴジラの背びれをモチーフにしたシルエットを配置している。天板だけでなく、文字入力やポインター操作の際にもコラボモデルならではのデザインを楽しめる。
専用の意匠は、本体の底面や付属品にも施されている。底面にはシリアルナンバーを記載した特別仕様の銘板ラベルを貼り付け、付属するプラグ折りたたみ式の小型ACアダプターにもゴジラのロゴとイラストをあしらった。梱包箱も黒を基調とした専用のブラックボックスとし、本体から付属品、パッケージに至るまで統一感のあるデザインに仕上げている。
ゴジラの世界観は、外観だけでなく、パソコンを起動してから操作するまでの体験にも反映された。起動音や各種通知音には、ゴジラの咆哮音や象徴的なテーマ曲を設定できる。OSには専用テーマが用意され、初期設定では映画の迫力あるシーンを使った壁紙が設定されるほか、壁紙をスライドショーで切り替えながら楽しむことも可能だ。マウスカーソルにもゴジラの足跡をモチーフにした専用アイコンを採用しており、普段の操作中にも作品の世界観を感じられるようにした。
Ryzen AI搭載で約886gの軽量設計、Copilot+ PCにも対応
ハードウェアには、軽量なモバイルノートPCとしての使い勝手を重視した構成を採用する。プロセッサーは「AMD Ryzen AI 7 445」または「AMD Ryzen AI 5 430」から選択でき、AI処理を担当するNPUを搭載する。メモリは16GBまたは32GB、ストレージは約256GB、約512GB、約1TB、約2TBのSSDから選べる。OSもWindows 11 HomeとWindows 11 Proを用意しており、用途や予算に応じて構成をカスタマイズできる。
ディスプレイには、解像度1920×1200ドットの14.0型WUXGA液晶を採用した。アスペクト比は16:10で、画面への映り込みを抑えるノングレア仕様となっている。文書作成やWeb閲覧など、日常的な作業にも使いやすい構成だ。
バッテリー容量は63Whで、本体重量は約886g。14型クラスの画面サイズを確保しながら軽量に仕上げているため、外出先に持ち出して使う機会が多いユーザーにも適している。
また、Microsoftの「Copilot+ PC」の要件を満たしており、対応するAI機能も利用できる。製造面では、プリント基板の製造から最終的な組み立てまで国内で行う「MADE IN JAPAN」の製品として、品質管理にも配慮した。3年間のメーカー保証も標準で付属する。
「FMV Zero GODZILLA EDITION」は、「FMV Store」限定のカスタムメイドモデルとして10月22日13時から受注を開始し、11月下旬に提供を始める予定だ。価格はプロセッサーやメモリ、ストレージなどの選択内容によって変わるため、購入時に販売ページで確認する必要がある。
FCCLは、11月3日に東京・TAKANAWA GATEWAY CITYで開催される東宝主催のイベント「ゴジラ・フェス2026」への出展も予定している。会場ではFMV製品の展示などを通じて、今回のコラボレーションに関する情報を発信する見通しだ。
ゴジラをモチーフにした外観やサウンドを楽しめる特別仕様でありながら、約886gの軽量設計やRyzen AIプロセッサーによる実用性も備えた「FMV Zero GODZILLA EDITION」。作品のファンはもちろん、デザインにこだわりながら持ち運びやすいノートPCを探している人にとっても、気になる1台となりそうだ。
