NECPC、薄型軽量モバイルPC「LAVIE S13」など秋冬モデル5機種を発表。森七菜&黒川想矢起用の新CMも披露

NECパーソナルコンピュータは10月27日、都内で「LAVIE 新CM・新製品戦略発表会」を開催した。

発表会ではPC・タブレットブランド「LAVIE」の事業戦略を刷新し、新たなブランドビジョンを発表したほか、俳優の森七菜さんと黒川想矢さんを起用した新CMを披露。

さらに、2026年秋冬モデルとして、個人向けモバイルノートPC「LAVIE S13」「LAVIE N13」「LAVIE X14」とAndroidタブレット「LAVIE Tab T12N」「LAVIE Tab T8」の計5機種を発表した。各製品は10月29日より順次出荷を開始している。

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LAVIEのブランド戦略を刷新、新CMに森七菜さんと黒川想矢さんを起用

発表会ではまず、同社常務執行役員の安田稔氏が登壇し、LAVIEの成長戦略と新たなブランドビジョンについて説明した。

安田氏は、これまで法人向けと個人向けで分けていたブランド価値を統合し、ひとつの「LAVIE」として成長を目指す方針を明らかにした。

ブランド名の「LAVIE」は、フランス語で「人生」を意味する。生成AIの急速な普及をはじめ、テクノロジーが大きく進化するなかで、PCやタブレットに求められる役割も変わりつつある。従来のように業務を効率化するためのツールとしてだけでなく、使う人のキャリアや選択、日々の暮らしを支えるパートナーとしての役割が期待されているという。

こうした考えを踏まえ、同社は新たなブランドタグラインとして「あなたの可能性を、一歩先へ。」を掲げた。

続いて、10月27日から全国で放映・公開される新CMを披露した。CMは、家族の日常を描いたテレビCM「ただの家族」篇と、WebCM「令和と私」篇、「レポート」篇、「ポスター」篇の計4本で構成される。

その後、新CMで姉弟役を演じた森七菜さんと黒川想矢さんがゲストとして登壇。爽やかなブルーの衣装に身を包んだ2人は、タブレット「LAVIE Tab EX」を手に、直感的な手書き機能や「かこって検索」を実演した。

現在高校2年生の黒川さんは、学校の課題提出や来年に向けた卒業論文の準備にタブレットを活用したいとコメント。森さんも、紙に描くようなスムーズな描き心地を評価し、デジタルツールが人の気持ちに寄り添うことについて感想を語った。

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薄型軽量化と長時間駆動を追求したモバイルPC 3機種を発表

この後には、同社商品企画本部 商品企画本部長の三島達夫氏が登壇し、2026年秋冬モデルとなる個人向け新製品を紹介した。

三島氏によると、同社は2024年11月に発売した「LAVIE SOL」以降、新生活シーズンのモバイルPC市場で2年連続のシェアNo.1を獲得しているという。今回の新製品も、現役大学生を中心とするユーザー調査の結果を反映して開発した。調査では、持ち運びやすさやバッテリー駆動時間など、日常的にPCを使うユーザーが重視するポイントを定量・定性の両面から分析し、製品の仕様に反映させている。

モバイルノートPCは「LAVIE S13」「LAVIE N13」「LAVIE X14」の3機種が発表。

「LAVIE S13」は、Z世代や大学生を主なターゲットとする13.3型モバイルノートPCで、Copilot+ PCに対応する。大学生を中心とした調査では、画面サイズは14型よりも13型を選ぶ人が多く、重量とバッテリー駆動時間のバランスについても、990g・17時間駆動のモデルより、1.1kg・23時間駆動のモデルを支持する人が多かったという。この結果を受け、「LAVIE S13」は毎日持ち運びやすいサイズと重量を保ちながら、外出先でもバッテリー残量を気にせず長時間使えることを重視した。

筐体の厚さは約12.9mmで、従来モデルのLAVIE SOL(約14.3mm)からさらに薄型化。重量も約1,088gに抑えた。アルミボディには、しっとりとした触り心地のシルクタッチコートを施している。また、タッチパネルやキーボード、大型タッチパッドには防指紋コーティングを採用した。

プロセッサーはIntel Core Ultra シリーズ3で、上位モデルにはCore Ultra 7 355、下位モデルにはCore Ultra 5 322を搭載する。NPUの性能は、それぞれ最大49TOPS、最大46TOPS。メモリは16GB(LPDDR5X)、ストレージは約512GB SSDとなる。

ディスプレイには、13.3型ワイドIPS液晶のタッチパネルを採用。バッテリー容量は76.1Whで、JEITA 3.0測定法によるバッテリー駆動時間は、動画再生時が約22.9時間、アイドル時が約41.0時間となっている。30分の充電で約8時間使用できる急速充電機能に加え、AIスマート充電機能も搭載。5年後もバッテリ容量の7割以上を維持できるとしている。

そのほか、「LAVIE AI Plus」や「YouTube」をワンタッチで起動できる専用ショートカットキーを搭載。スマートフォンやタブレットとWi-Fiで連携し、ファイル転送や画面出力などを行える「つながる! LAVIE」の起動キーも用意した。さらに、ゼロタッチログイン機能にも対応する。

カラーバリエーションは、プラチナシルバー、ムーンブラック、アイシーパープルの3色。価格は、店頭モデル「S1375/NA」シリーズが市場想定価格33万5,000円前後、「S1355/NA」シリーズが31万3,000円前後。NEC Direct専用モデルは30万円前後からとなる(価格はいずれも税込)。

「LAVIE N13」は、スマートフォンからPCへのステップアップを考えている人や、新社会人、日常的な用途を中心にPCを使うライトユーザーを想定した13.3型モバイルノートPCだ。

本体重量は約1,177g、厚さは約15mm。持ち運びやすい薄型軽量設計としながら、米国国防総省のMIL規格に準拠した耐久試験もクリアしている。

プロセッサーにはIntel Core 5 プロセッサー 320を採用。NPU性能は最大16TOPSで、16GBメモリと約256GB SSDを搭載する。ディスプレイは13.3型ワイドIPS液晶で、解像度はWUXGA(1,920×1,200ドット)。タッチパネルにも対応する。

インターフェイスは、USB 3.2 Gen2 Type-C×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2のほか、HDMI出力端子やmicroSDカードスロットを備える。AI相談機能「LAVIE AI Plus」と「LAVIE AI Plus Hint」も利用可能だ。

バッテリー容量は54Whで、動画再生時は約15.9時間、アイドル時は約21.9時間の駆動に対応する。カラーはライトシルバーと、新色のセージグリーンの2色展開。価格は、店頭モデル「N1355/NA」シリーズが市場想定価格28万6,000円前後、NEC Direct専用モデルが28万円前後からとなる(価格はいずれも税込)。

「LAVIE X14」は、ビジネスパーソンや長時間の移動が多いユーザーに向けた14.0型Copilot+ PCだ。軽さと堅牢性、長時間のバッテリー駆動を重視して開発された。

天板には、東レ製の最新軽量カーボン素材を採用。本体重量は約1,021gと、14型クラスながら軽量に仕上げている。さらに、MIL規格に準拠した耐久性も備える。

バッテリ容量は99.9Whで、動画再生時は約30.1時間、アイドル時は約51.0時間の駆動が可能。30分の充電で約8時間使用できる急速充電機能や、AIスマート充電機能にも対応する。

プロセッサーにはIntel Core Ultra 7 プロセッサー 355を搭載し、メモリは32GB、ストレージは約512GB SSD。ディスプレイは14.0型ワイドIPS液晶(WUXGA、1,920×1,200ドット)で、タッチパネルにも対応する。

通信機能はWi-Fi 7に対応。インターフェイスにはThunderbolt 4(USB4 Gen 3×2, Type-C)×2、USB 3.2 Gen2(Type-A)×2、有線LAN端子を備えている。カラーはタイタニウムシルバーの1色。

価格は、店頭モデル「X1475/NAS」が市場想定価格41万8,000円前後。NEC Direct専用モデルは、Core Ultraプロセッサー搭載モデルが39万5,000円前後から、Coreプロセッサー搭載モデルが36万5,000円前後からとなる(いずれも税込)。

ペンとキーボードが付属する12.1型タブレットなど2機種を投入

モバイルノートPCに続いて、Androidタブレット2機種も発表された。

「LAVIE Tab T12N」は、12.1型ディスプレイを搭載したクリエイティブ向けAndroid 16搭載タブレットだ。書き心地にこだわった「デジタルペンB」と、スタンド機能付きの専用キーボードカバーが標準で付属する。購入後すぐにペン入力やキーボードを使った作業を始められるオールインワン構成となっている。

ディスプレイは12.1型の2.5K液晶で、解像度は2,560×1,600ドット。リフレッシュレートは90Hzに対応し、輝度は通常時600ニト、最大800ニトとなる。

SoCにはMediaTek Dimensity 6400(8コア)を採用。メモリは8GB、ストレージは256GBで、10,200mAhの大容量バッテリーを内蔵する。Web閲覧時の駆動時間は約13時間。本体重量は約530g、厚さは約6.3mmに抑えた。

オーディオ機能はDolby Atmos対応スピーカーを搭載し、LDACやハイレゾオーディオにも対応する。また、有料ノートアプリ「Nebo」の永年ライセンスも付属する。価格は、店頭モデル「T1275/MAS」が市場想定価格10万円前後(税込)。

「LAVIE Tab T8」は、片手でも扱いやすい8.7型ディスプレイを搭載したコンパクトなAndroidタブレットだ。OSにはAndroid 15を採用し、本体重量は約320g、厚さは約8.5mm。軽量でスリムな筐体に仕上げており、スマートフォンよりも大きな画面で動画やWebコンテンツを楽しんだり、学習に活用したりする用途に向いているエントリーモデルとなる。

価格は、店頭モデル「T0855/MAS」が市場想定価格4万円前後(税込)。

今回発表された5機種は、10月29日より順次、全国の家電量販店やECサイトなどで発売されている。

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NECPC取材
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