Apple、独自映像コンテンツ製作のためAmazonの幹部3人を新たに引き抜き

Appleは今年から来年にかけて、10億ドルで複数本の独自映像コンテンツを制作する。Appleが計画している映像コンテンツの中には、ハリウッドの名監督スティーブン・スピルバーグなどが起用される予定となっており、Appleの高い本気度が伺える。

そして、さらにAppleは独自映像コンテンツのために、新たな人材を獲得したことがわかった。米メディアのVariety によると、Appleは米Amazonから3人の幹部の引き抜きに成功したとのこと。

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米Amazonから3人の幹部の引き抜きに成功 Appleの独自映像コンテンツ製作に従事

引き抜かれた3人の幹部は、Tara Sorensen氏とCarina Walker氏、そしてTara Pietri氏

Tara Sorensen氏は、Amazonで子ども向けコンテンツの制作チームリーダーを務めていた人物。彼女は今後、Appleの映像コンテンツ制作チームの一員として、元SONY幹部のZack Van Amburg氏とJamie Erlicht氏らの下で働くとのこと。主に、子ども向けの映像コンテンツの制作に携わる予定だ。

また、Carina Walker氏はAmazon Studiosで国際開発チームの担当役員を務めた人物。彼女は、同じくAmazonからAppleに移ってきたMorgan Wandell氏と共に働くことになる。

Amazon Studios
2010年に設立された、Amazon.comのテレビ・映画番組の制作や配信を行う部門。

最後の一人、Tara Pietri氏はAmazonのビジネス・チーフ・ディレクター。彼女はもともと法務専門部門の担当者。Appleでは前述のMorgan Wandell氏の下で働く。

今回、Appleが起用した3人の幹部が具体的にどのような形で映像コンテンツ製作に携わるのかは明らかにされていない。

Appleの独自映像コンテンツ製作に関しては、これまでに多数の噂やリーク情報が登場しているが、その中で正式に発表されたものはほとんどなく、謎に包まれたままとなっている。

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