先日予約受付が開始され、過去に例がないほどの需要があることが判明した「iPhone X」。Appleはこの大きな需要に対し、同端末の生産を倍増することを計画しているようだ。
Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)によると、經濟日報は、「iPhone X」の予測を遥かに超える注文に対応するため、Appleはサプライチェーンの幹部を本社に集め、「iPhone X」の製造を早期に倍増する計画を協議しているとのこと。
「iPhone X」の生産を倍増へ
「iPhone X」は10月27日に予約受付が開始され、最終的に「5~6週間」待ちになるまで注文が集まった。昨年の「iPhone 7」シリーズほどではないとは思うが、次世代端末ということもあり、世界的に多くのユーザーが求める端末であることは間違いないようだ。
これを受けて、Appleは「iPhone X」の製造を倍増する。PCBメーカーのChangzhou Huatong Welding Industry、AVIC Shanghai Yaohua Weighing Systemなどは、供給数の拡大と来年の計画に向けて会議を行っているとのこと。
幸いなことに、「iPhone X」の生産は現在安定しており、生産数を引き上げることは可能のようだ。以前から報じられていた赤外線ドットプロジェクタの歩留まりはすでに改善したと報じられている。
現在は「5~6週間」待ちとなっている同端末だが、今後の早期生産倍増計画によって在庫状況も少しずつ改善するとみられる。もし「iPhone X」の購入を検討しているようだったら、早めに注文しておくと、意外と早めに手に入ることもあるのかもしれない。
「iPhone X」のTrueDepthカメラ、安定供給が可能に 2018年発売のiPhoneにも搭載される可能性
発売がすぐそこまで迫っている「iPhone X」。以前から、生産の難しさから品薄が懸念されていたが、現在は安定的に生産、供給を行うことができているらしい。 9to5Macによると、KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏が公...