日本通信、データ通信専用のeSIMを発売。5月15日から

日本通信は、データ通信専用｢b-mobile S 190PadSIM X｣のeSIMを5月15日に発売すると発表した。これまでは物理SIMカードでの提供のみだったが、eSIMを搭載するデバイスでも利用できるようにする。

データ通信専用｢b-mobile S 190PadSIM X｣ 5月15日にeSIMが発売

｢b-mobile S 190PadSIM X｣は、データ使用量に応じて月額料金が異なるモバイルデータ通信専用のSIM。ドコモネットワークでサービスを提供し、1GBあたり209円で利用できる。

たとえば月3GBの場合は627円、5GBの場合は1,045円。10GBの場合は2,090円となる (いずれも税込) 。30GB以降の場合は低速度で利用するかたち。月間の上限も設定できるため、安心して利用することが可能だ。

なお、データ通信専用のSIMであるため音声通話は利用できない。

最近はスマートフォンでeSIMをサポートする機種が増えていることに加えて、先日発表された新型iPad ProとiPad AirがeSIMのみに対応するようになったことから、こうしたeSIMサービスは需要が増す可能性がある。現状、物理SIMカードのみで提供しているサービスも、今後はeSIMでの提供が増えることになりそうだ。