今月13日~17日の5日間に渡って開催される「WWDC 2016」で、Appleは新型「iOS」や「OS X」を発表するものとみられているが、今回の発表はほとんどがソフトウェア関連のもので、新型ハードウェアの発表がされないのがおそらく濃厚。
新型の「Apple Watch」や「MacBook」が登場することを期待していた僕としては少しガッカリではあるのだが、もしかしたら新型ハードウェアとして「Mac mini」だけが発表される可能性が浮上しているので詳細をお伝えする。
「Mac mini」は次世代CPUコア「Skylake」を搭載したモデルになる?
中国のWeiPhoneは、Appleは今月13日から開催する「WWDC 2016」で、新型「Mac mini」の発表を行う予定だと伝えている。
「Mac mini」は2012年に現行モデルが発売され、2014年に内部スペックがアップデートされて以来、最新機種が登場していない。そろそろ最新機種が登場してもいい頃なのだが、今年の「WWDC 2016」でそれが発表されるという。
同メディアによると、新型「Mac mini」は内部のスペックが向上、その他にも筐体デザインが変更され、より薄いモデルになるとのこと。
今回の噂は新出の情報なので真偽は不明だが、これらが囁かれるのには理由がある。まずは、上記でも触れたように、「Mac mini」は前回のアップデートから2年経過していることから、時期的にスペック向上が行われてもおかしくないということ。
もう一つは、Appleは多くの新型「Mac」製品に次世代CPUコア「Skylake」を搭載しているということ。まだ同チップセットが搭載されているモデルは少ないが、「Skylake」が搭載されればスペックは大きく向上する可能性がある。
2014年に発表された新モデルではメモリが交換できなくなっていたり、スペックがそこまで向上していなかったりと残念なアップデートだった。それだけに、今回こそはスペックの向上を期待する声が多いため、「Mac mini」ユーザーからすれば、ある意味「Skylake」の搭載は悲願と言ってもいい。
ただ、今回の情報はそもそも本当かどうかは怪しい。というのも、やはり今までの情報量の少なさから、新型ハードウェアが登場するとは考えづらい。一部では、「WWDC 2016」は「ソフトウェアの年」と言われていて、新型「MacBook」などの目玉製品をはじめとした新型ハードが発表される可能性は極めて低いと思われる。
だが、一部報道では「iOS」や「OS X」の発表のほかにも驚くべき「クール」な発表があると伝えられており、ハードウェアの発表もありえなくはない。個人的にはもし発表されるとしても「MacBook Pro」だと思っているので、「Mac mini」の発表はないと思っているが、果たして真相はいかに。
「WWDC 2016」のAppleのKeynoteは、2016年6月14日午前2:00 (日本時間)に開始される予定だ。当日はライブ映像のストリーミング配信が行われる予定なので、気になる人は眠い目をこすりながら発表を視聴しよう!
[ via WeiPhone ]