iPad Proの店頭在庫が一部枯渇中。次期モデル登場の予兆か

現在、iPad Proの一部モデルで在庫切れが発生していることがわかった。3日、米メディアBloombergの名物記者Mark Gurman氏が伝えた。店頭在庫が少なくなっている理由はわかっていないが、もしかすると次期iPad Proの登場が近いのかもしれない。

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現行のiPad Proの店舗在庫が減少、次期モデル登場の兆候か

Mark Gurman氏は3日に、現行のiPad Proの店頭在庫が少なくなっていることを伝えた。

Apple公式サイトを確認すると、iPad Proの12.9インチモデル(512GB/Wi-Fi)が一部店舗で在庫がなくなっていることが確認できたとのこと。ロサンゼルスのApple Storeではすべての店舗で在庫切れ、ニューヨーク市内にある店舗でも同様に在庫切れが発生しているという。

この在庫切れは米国だけでなくヨーロッパやオーストラリアでも同様に発生しているとのことだが、筆者が調べてみたところ、日本でも同様の現象が起きていることがわかった。

日本では12.9インチモデル(64GB/512GBモデルなど)だけでなく、11インチモデル(64GBモデルなど)についても、Apple Storeの店頭在庫がなくなっていることが確認できた。

日本のApple公式サイトの在庫状況

この在庫切れがなぜ発生しているのかは現時点ではわかっておらず、もしかすると世界中に感染者が増えている 「COVID-19 (新型コロナウイルス)」 による製造・輸送の遅れが原因である可能性もあるが、もしそうでなかった場合、今春Appleは新型iPad Proを発売すると予想されていることから、その予兆である可能性もありそうだ。

次期iPad Proは現行機種(2018年モデル)の製品デザインを引き継いだマイナーアップデートモデルになると予想されている。ただし、背面カメラについてはデュアルもしくはトリプルレンズカメラが搭載され、ToFセンサーによってより正確なAR体験ができると予想されている。

ちなみに次期iPad Proについては著名アナリストMing-Chi Kuo氏も2020年前半に登場することを予想していたが、2020年秋には5G対応モデルが登場する可能性も報じられているため、今年Appleは2度にわたってiPad Proの次世代機種を発売することも考えられる。今年、iPad Proを購入しようと考えている方は今後の情報に注意が必要だ。

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