1月27日、Steam Deckを国内で販売する株式会社Komodoは、Steam Deckが一部モデルを除き即時購入可能になったと発表した。
Steam Deckには、64GB/128GB/256GBモデルの3種類が展開されているが、このうち128GB/256GBモデルの2種類が即時購入が可能になっている。64GBモデルについてはまだ在庫入荷待ちが続いているため、今後も予約受付を継続する。
▼ Steam Deckの価格
- 64GBモデル:59,800円(税込/送料別)
- 128GBモデル:79,800円(税込/送料別)
- 256GBモデル:99,800円(税込/送料別)
また、ドッキングステーションについても引き続き予約受付が継続される。
即時購入できる製品は、購入から2週間以内に出荷される。予約製品に関しては在庫が確保でき次第、購入に関するメールを順次送付するとしている。
Steam Deckは、2021年7月に発表されたポータブルゲーミングPC。OSがValveの独自OS 「SteamOS」 であるため、Steamで配信されているゲームはもちろん、Linux対応ゲームがプレイ可能。Windows向けタイトルについてもエミュレーターを使ってプレイすることができる。
また、サードパーティのアプリケーションをインストールすることも可能。Steam上にはないゲームをプレイできるだけでなく、Linuxコンピュータとして利用することも可能。
マルチタッチが可能な7インチ画面、左右に操作用コントローラーが用意され、手に持ちながらゲームをプレイすることが可能。また、外部ディスプレイに映像を出力できるドックも別売りされ、大画面でプレイすることが可能だ。画面の解像度は1280×800、リフレッシュレートは60Hz。外部出力時は最大8K@60Hzまたは4K@120Hzに対応する。
主要スペックとして、プロセッサはZen 2 CPUとRDNA 2 GPUを組み合わせたAMD製プロセッサ。メモリは16GBの高速LPDDR5。ストレージは64GB、256GB、512GBの3ラインナップ。microSDカードスロットも搭載されているのであとからストレージを追加することも可能だが、256GB、512GBモデルはNVMe SSDを採用しているため、ストレージ速度を気にするならぜひ256GB以上を購入することをオススメする。
コントローラーには、ABXYボタンと十字キーのほか、L&RアナログトリガーやL&Rバンパー、表示&メニューボタン、背面には割り当て可能な4個のグリップボタンが搭載される。そのほかにも静電容量方式フルサイズアナログスティック、32.5mm触覚フィードバック付き角型トラックパッドが搭載されており、マウス入力のような操作にも対応する。
Steam Deckは、Bluetooth 5.0に対応しており、同規格に対応したコントローラやアクセサリ、オーディオに対応する。Wi-Fiはデュアルバンド(2×2 MIMO対応)で、IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。バッテリー持続時間は2~8時間。充電は最大45Wに対応している。
(画像:Steam)