先月発売した新型iPad Pro(12.9インチモデル)には 「ミニLEDディスプレイ」 という新しい画面が搭載され、話題になったことは記憶に新しいところ。しかし、2022年に発売する新型iPadには有機ELディスプレイが搭載される可能性があることがわかった。
2022年発売の一部iPadに有機ELディスプレイが搭載か
現地時間5月31日、韓国ET Newsが報じた内容によると、Appleは2022年に発売する一部の次期iPadに有機ELディスプレイを搭載することを計画しているとのこと。製造、供給するのはSamsung DisplayとLG Displayの二社との報道だ。(via MacRumors)
現行のiPadのラインナップは、ほとんどのモデルで従来の液晶ディスプレイが搭載されている。唯一異なるのは12.9インチモデルで、ミニLEDディスプレイが採用されている。従来の液晶とミニLEDディスプレイの違いはレビューでもお伝えしたとおり。
もしET Newsの報道のとおり有機ELディスプレイを採用するのであれば、一体どのモデルに搭載されるのだろうか。
一番考えられるのは11インチiPad Pro。今年の新型モデルでは、12.9インチモデルとの差別化としてミニLEDディスプレイではなく通常の液晶ディスプレイが搭載された同モデル、来年はいよいよ待望の有機ELディスプレイが搭載されるのかもしれない。有機ELディスプレイが搭載されることによって、現行モデルよりも高いコントラストが利用できるようになるはず。
なお、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は以前、2022年発売の新型iPad Airに有機ELディスプレイが搭載されるとの見方を示している。もしかすると有機ELディスプレイを搭載するのはiPad Proだけでなく、複数モデルに及ぶ可能性もあるのかもしれない。あるいはiPad Airに有機ELディスプレイを搭載し、11インチiPad Proには12.9インチiPad Proと同じミニLEDディスプレイが搭載される可能性もありそうだ。
ちなみに12.9インチiPad ProはミニLEDディスプレイを引き続き搭載するとの見方があるが、それが事実なのかどうかは現時点では明らかになっていない。
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