
Amazonのホームセキュリティブランド「Ring」は8月27日、新機能「スマートビデオ通知」と「まとめてアラート」の提供を開始した。ドアベルやカメラが検知した動きを文章で要約して通知するほか、同じ出来事によって繰り返し届くモーション通知を1つにまとめられる。
いずれも現在販売されているすべてのRingドアベルとカメラに対応する。利用には有料の「Ringプロテクトプラン」への加入が必要で、「Ring Pro」プランなら標準で利用できるほか、「Ring Solo」「Ring Multi」では「Pro Intelligence」アドオンを追加することで利用できる。
検知した動きを文章で知らせ、同じ出来事の通知は1つに
「スマートビデオ通知」は、Ringのドアベルやカメラが検知した動きを、インテリジェント機能が文章にまとめて通知する機能だ。
これまでは「モーションを検知しました」といった通知が届くと、その都度Ringアプリを開いて映像を確認する必要があった。スマートビデオ通知では、検知した動きの簡単な説明が通知に表示されるため、アプリを開かずに周囲で何が起きたのかを確認できる。
通知の文章は、映像に映っているものをすべて説明するのではなく、確認するうえで役立つ情報に絞られる。例えば、「茶色い犬を連れた人が玄関をノックしています。背景には芝生と花があります」といった文章ではなく、「茶色い犬を連れた人が玄関をノックしています」のように、必要な情報を簡潔に伝える。
もう1つの「まとめてアラート」は、同じ出来事によって連続して発生するモーション通知を1つにまとめる機能だ。
例えば、誰かが庭の手入れをしている場合、作業中に何度も動きが検知され、通知が繰り返し届くことがある。まとめてアラートでは、スマートビデオ通知が生成した説明をもとに、それぞれの通知が同じ一連の動きによるものかを判断し、1つのアラートにまとめる。
まとめてアラートを利用するには、スマートビデオ通知をオンにしておく必要がある。両機能は共有ユーザーも利用可能だ。
Ringプロテクトプランを3種類に刷新、「24時間連続録画」も追加
新機能の提供に合わせ、Ringは日本向けのサブスクリプションプランも見直した。従来の「Ring Homeプラン」は「Ringプロテクトプラン」に名称が変わり、「Ring Solo」「Ring Multi」「Ring Pro」の3種類に再編された。すでにRingのサブスクリプションに加入しているユーザーは、今回の変更に伴って特別な手続きをする必要はない。
各プランの料金と主な内容は以下の通り。
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Ring Solo | 月額350円/年額3,500円 | 1台のデバイスが対象。最大180日間のビデオイベント履歴、人物・荷物・車両アラート、長時間ライブ映像、デバイスモード設定、ドアベルコールなど |
| Ring Multi | 月額1,180円/年額11,800円 | 1つの場所に登録されたすべてのデバイスが対象。最大180日間のビデオイベント履歴、人物・荷物・車両アラート、長時間ライブ映像、デバイスモード設定、ドアベルコールなど |
| Ring Pro | 月額2,380円/年額23,800円 | Multiの全機能に加え、スマートビデオ通知、まとめてアラートなどのインテリジェント機能を利用可能 |
さらに、「Pro Intelligence」と「24時間連続録画」の2つのアドオンも追加された。Pro Intelligenceは、カメラ1台あたり月額350円。Ring SoloまたはRing Multiに追加して、インテリジェント機能を利用できる。Ring Proでは追加料金なしで利用できる。
24時間連続録画もカメラ1台あたり月額350円で、対応カメラの映像を常時録画できる。利用には、いずれかのRingプロテクトプランへの加入が必要となる。
このほかRingは、セキュリティやプライバシー保護に向けた新しい標準暗号化の仕組み「暗号化消去(TAKE:Throw Away the Key Encryption)」を段階的に提供する。
今回の新機能では、モーションを検知するたびにアプリを開いて映像を確認する手間を減らし、通知だけで状況を把握しやすくした。庭の手入れなどで同じ通知が何度も届くケースでは、まとめてアラートによって通知の数も抑えられる。
(画像提供:Amazon)



