2008年のApp Store誕生から、アプリ開発者は1,200億ドルを稼いだ

App Storeが誕生したのは2018年7月。あれから早くも10年半が経過したが、その間にアプリ開発者がApp Storeで得た累計収入はなんと1,200億ドルに達したことがわかった。Appleが1月28日(米国時間)にニュースルームでアナウンスしている。

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「Entrepreneur Camp」 プログラム参加者はWWDCへの参加資格も

Appleによると、アプリ開発者たちはApp Storeでアプリを公開することで、2018年から10年半で1,200億ドル (日本円で約13兆2000億円) を稼いだという。さらに、その1/4である300億ドルは、昨年2018年だけで生まれたとのことだ。

このアナウンスは、Appleの女性起業家を支援するプログラム 「Entrepreneur Camp」 に関する記事の中で行われた。

「Entrepreneur Camp」 は、アプリケーション主導によるビジネスを行う女性起業家もしくはリーダーが対象。プログラムに参加すると、アプリの高速化や改善など3ヶ月単位の実践的なプログラムが受けられるほか、Appleの本社キャンパスで行われる2週間の集中プログラムに3人の社員を送り込むことが可能だ。

同アナウンスが昨年11月になされ、Appleは参加者を募集していた。そして、晴れて今年1月にプログラムが実施されたというのが今回のニュースルームで公開された記事の内容。

前述の2週間の集中プログラムがApple本社施設 「Apple Park」 で行われ、11人の女性のアプリ創業者が参加した。プログラムの参加者は、Appleの担当者とマンツーマンでアプリ高速化などの改良を行い、Appleの最新プロセッサ 「A12 Bionic」への最適化やCore MLの統合、ARKitなどでの新しい体験の構築などを学ぶことができたという。プレスリリースでは参加者ひとりひとりが紹介されている。

このプログラムは今後も継続的に行われる予定で、四半期ごとに20社のアプリケーション開発会社が参加可能だ。ちなみに、同プログラムに参加した会社はApple Developer Programの会員資格(1年分) のほか、Appleが毎年6月に実施している開発者イベント 「WWDC」 への参加資格も受け取ることができる。

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