「3D Touch」によるアプリスイッチャー機能、「iOS 11.x」で復活予定 廃止された理由は”技術的な制約”

「iOS 11」で廃止されてしまった3D Touchによるアプリスイッチャー機能、これは一時的に廃止されただけで今後のアップデートで復活する予定であることが分かった。

MacRumorsによると、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏が、ユーザーとのメールの中で明らかにしたとのこと。

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3D Touchによるアプリスイッチ機能は今後のアップデートで復活予定

3D Touchによるアプリスイッチ機能は、iPhoneの画面左端をググッと押し込むことで、アプリスイッチャーを起動できる機能。ホームボタンをダブルタップする必要がなく、ホームボタンの摩耗を防げる便利機能だった。

しかし、「iOS 11」では同機能が利用できなくなっており、ベータ版を利用していたユーザーがAppleにバグとして報告したところ、Appleからは「バグではなく仕様」という旨の返信があり、同機能が意図的に削除されたことが判明。正式版「iOS 11」がリリースされても同機能は復活せず、同機能を頻繁に使っていたユーザーから落胆の声が挙がっていた。

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おそらく、MacRumorsの読者Adam Zahn氏もそのひとりだったのだろう。彼は、フェデリギ氏に対して1通のメールを送った。内容は、「(iOS 11で)アプリをスイッチングするために、ホームボタンのダブルタップではなく、3D Touchでできませんか?」といったもの。

これに対して、フェデリギ氏は「同機能は(iOS 11の)技術的な制約があるために、一時的に廃止する必要があった。そのため、今後のアップデートで同機能を復活させる予定である」と返信。完全に廃止されたわけではなく、とある制約からやむを得ず機能を停止していることが判明している。

このメールは、IPアドレスから送信元はApple本社であることが確認されており、フェデリギ氏本人からのものであるとのこと。信用できそうだ。

同機能を多用していた筆者としても、復活の知らせは嬉しい。復活がいつになるのかは不明だが、近いうちに戻ってくることを期待しておこう。

iOS 11
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