ソースネクストは1月31日、AI翻訳・字幕ソフト 「ポケトーク字幕 Windows版」 の提供を開始した。
価格は、月額1,100円(税込)あるいは年額13,200円(税込)。2022年3月末までは無料で利用可能だ。macOS版は2022年2月より提供開始予定。
「ポケトーク字幕 Windows版」 提供開始。3月末まで無料
「ポケトーク字幕 Windows版」 は、「POCKETALK」 ブランドの新製品として2021年12月に発表された製品。ZoomやTeamsなどのオンライン会議システム上で利用できる、言語翻訳ソフトウェアで、自分が話した言葉を指定した最大2言語に翻訳し、会話することが可能。
翻訳された言葉はカメラ映像に合成され、字幕のように表示される。AI通訳機 「ポケトーク」 は必要とせず、ソフトウェアのみで利用可能。オンライン会議システムだけでなく、Facebook Messengerのビデオ通話、YouTubeのストリーミング配信など、webカメラを使った映像であれば何でも表示できるという。
<動作確認済みの会議システムの一例>
Zoom / Skype / Microsoft Teams / Googleハングアウト / Google Meet / LINE / Slack / BlueJeans / Cisco Webex Meetings / Cisco Webex Teams / Discord / OBS / V-CUBE / Chatwork
対応言語は82言語。最大2ヶ国語まで翻訳言語を設定可能なため、3ヶ国語間でのリモート会議や、3ヶ国語に対応したストリーミング配信などに活用できるという。例えば、日本語から英語および中国語と設定すれば、日本語を話すと、英語と中国語の翻訳字幕が同時表示される。
ソースネクストによれば、翻訳速度は一般的な他社サービスに比べて3.2倍高速で、リアルタイム翻訳に近い形で利用できるという。音声の長さが4.89秒の言葉を0.61秒で翻訳できるとする。
(画像提供:ソースネクスト)