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NVIDIA「RTX Spark」にEAやUbisoft、Embarkの大型PCゲームが対応。『F1 25』『Apex Legends』『Anno 117』など

NVIDIAは8月25日、ドイツ・ケルンで開催中の「gamescom 2026」に合わせ、同社の新しいPC向けプラットフォーム「RTX Spark」に対応するゲームや技術の詳細を発表した。

Electronic Arts(EA)、Ubisoft、Embark StudiosなどがRTX Sparkへの対応を表明。EAの『EA SPORTS F1 25』『Apex Legends』、Ubisoftの『Anno 117: Pax Romana』、Embark Studiosの『ARC Raiders』『THE FINALS』など、主要PCゲームがRTX Sparkで動作するよう開発が進められている。

「RTX Spark」は、NVIDIAが展開するWindowsを搭載した次世代PC向けのプラットフォーム。個人向けAIエージェントやコンテンツ制作、高性能なゲーム環境を1つのPCにまとめることを狙っており、NVIDIAのRTX技術としてDLSSやReflexにも対応する。RTX Spark搭載製品は2026年秋に発売される予定だ。

NVIDIAは5月に開催された「COMPUTEX」で、KRAFTON、NetEase、Riot Games、XboxによるRTX Spark対応を発表しており、今回新たにEA、Embark Studios、Ubisoftなどが加わった形となる。

Ubisoftの『Anno 117: Pax Romana』エグゼクティブプロデューサー、Stéphane Jankowski氏は、同作について「広い範囲を見渡せるように作っており、地区全体や遠くまで続く視界、同時に表示される数千もの細かな要素がある」と説明。そのうえで、1チップでそのレベルの描画品質を維持できるRTX Sparkに期待を示している。

RTX SparkでEAのアンチチート技術にも対応

RTX Sparkへの対応は、ゲームを起動してプレイできるようにするだけではなく、オンラインゲームにおいては不正行為を防ぐためのアンチチート技術が重要な役割を担っている。

NVIDIAはEAと協力し、EAのアンチチート技術「EA Javelin Anticheat」をRTX Sparkにネイティブ対応させる。対象には『EA SPORTS F1 25』などEAの主要なマルチプレイヤーゲームが含まれる。

RTX Sparkでは、ゲーム向けのRTX技術も引き続き提供される。NVIDIAは今回、「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」の提供開始も発表した。第2世代のトランスフォーマーモデルを採用し、レイトレーシングやパストレーシングを使った映像の画質を高める。従来のデノイザーに代わり、NVIDIAのスーパーコンピューターで学習したAIネットワークが、レイがサンプリングされていない部分の映像を高品質なピクセルとして再構成する。

また、『CONTROL Resonant』と『007 First Light』にパストレーシングが導入され、より高精細な映像表現が可能になる。

AI技術「NVIDIA ACE」は『Aniimo』にも採用され、2027年初頭からプレイヤーがゲーム内のクリーチャーと自然にやり取りできるようになる予定だ。

『Gears of War: E-Day』では「RTX Mega Geometry」に対応。レイトレーシングやDLSS 4.5と組み合わせ、GeForce RTX GPUでの画質を高める。

過去のPCゲームを現代向けにリマスターする「RTX Remix」についても新情報が発表され、『Painkiller』向けの大型RTX MODアップデートが現在利用可能となっている。『The Elder Scrolls III: Morrowind』のRTX対応MODも近日登場する。

クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」では、DLSS 4.5の新しい設定項目に加え、Steam Machineなどのデバイスやプラットフォームへの対応を拡大する。『CONTROL Resonant』『Gears of War: E-Day』を含む大型PCゲームも、発売時からクラウドでプレイできるようになる予定だ。

RTX Sparkは2026年秋の発売を予定しており、NVIDIAはゲームメーカーと協力しながら対応タイトルを増やしていくとしている。