英Nothing Technologyは、最新スマートフォン 「Nothing Phone (2)」 の日本向け出荷を本日3月28日から開始した。
国内向けモデルは、カラーはブラックとミルクの2色展開、12GB+256GB/8GB+128GBの2モデルが用意。現在は12GB+256GBモデルのみが先行で予約受付を実施しており、価格は55,800円(税込)。8GB+128GBモデルの販売日程については後日発表予定だ。
「Nothing Phone (2)」 の日本向け出荷が開始
「Nothing Phone (2a)」 は、Nothing Technologyのフラグシップモデルである 「Nothing Phone (2)」 から価格を抑え、コアとなる機能を利用できる廉価型スマートフォンだ。
画面は、6.7インチ(FHD+)の有機ELディスプレイを採用し、リフレッシュレートは最大120Hz。画面輝度は1300ニト、HDR10+をサポートする。
搭載SoCは、第2世代4nmチップ生産プロセスで製造した、TSMCのMediaTek Dimensity 7200-Proプロセッサ (8コア) を採用する。メインメモリは、8GB/12GB、ストレージは128GB/256GB。
特徴のひとつとなるのが、「Nothing Phone」 シリーズで採用されているGlyph Interfac (グリフインターフェース) が背面に搭載されていること。Nothing Phone (2) ほど複雑に装飾はされていないが、Nothingスマートフォンのファミリーとして親和性が持たせられるように作られているようだ。
リア中央に搭載されたカメラは、5000万画素の広角カメラ+5000万画素の超広角カメラのデュアル式。フロントカメラは3200万画素で1080pの撮影に対応する。
生体認証は、指紋認証と顔認証の両方に対応。通信は、Bluetooth 5.3やWi-Fi 6をサポート。NFCにも対応し、日本向けモデルはNothingのスマートフォンとしては初めてFeliCaを搭載しており、おサイフケータイに対応する。
なお、本体はIP54準拠の防水・防塵性能を実現している。内蔵バッテリー容量は5,000mAhで、45Wの急速充電をサポートする。
「Nothing Phone (2a)」 は、Android 14をベースにしたNothing OS 2.5で動作し、3年間のOSアップデートと、セキュリティアップデートを約束している。
Nothing Phone (2a)の国内向けモデルは、nothing.tech (公式サイト) から購入可能だ。12GB+256GB/8GB+128GBの2モデルのうち、現在は12GB+256GBモデルのみ予約受付が実施されており、8GB+128GBモデルの販売日程や価格は後日発表予定。
また、nothing.techや正規販売パートナーでの一般販売スケジュールについては、4月下旬ごろに発表予定であるとのことだ。
(画像:Nothing Technology)