
ジー・モードは9月9日、推理アドベンチャーゲーム『続ポートピア連続殺人事件:忘却の埋葬』を2027年に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PC(Steam)。堀井雄二氏が原作・制作総監督を務める。
本作は、1983年に登場した『ポートピア連続殺人事件』を現代向けにフルリメイクしたうえで、別の視点から描く5つの新たな捜査ファイルを大幅に追加した作品だ。ファミコン版をそのまま現代のグラフィックスに置き換えるだけでなく、事件の裏側を描く新たな物語を加え、ひとつの事件を複数の視点から追う作品として生まれ変わる。
『ポートピア』をフルリメイク。5つの新たな捜査ファイルを追加

『ポートピア連続殺人事件』は、堀井雄二氏が手掛けた推理アドベンチャーゲーム。1983年6月にエニックス(現在のスクウェア・エニックス)からPC-6001版が発売され、その後さまざまなパソコンへ移植された。1985年11月29日にはファミリーコンピュータ版が登場し、FC初のアドベンチャーゲームとしても知られている。
今回の『続ポートピア連続殺人事件:忘却の埋葬』では、そのファミコン版をベースにフルリメイク。1980年代の神戸を舞台に、金融会社社長の不可解な死から始まる連続殺人事件を追う。
従来の物語に加えて、堀井氏の制作総監督のもと、視点を変えて描く5つの新たな捜査ファイルを収録する。プレイヤーは探偵や新聞社、女子高生など、さまざまな人物の視点から事件を追い、それぞれの物語がつながったときに浮かび上がる真実へ迫っていく。



ファミコン版ではドット絵で描かれていたキャラクターも一新される。キャラクターデザインを担当するのは、WIT STUDIOの浅野恭司氏。TVアニメ『進撃の巨人』第1~3期のキャラクターデザインや、『SPY×FAMILY』の総作画監督などを手掛けた人物で、本作では既存キャラクターを描き起こすほか、新たなキャラクターもデザインする。
ゲーム内の音楽は、ピアニスト・作曲家の清塚信也氏が担当。本作のために30曲以上を書き下ろし、神戸を舞台にした物語を音楽で彩る。
さらに、同じく堀井氏が原作・監修を務め、今回と同じ開発陣が手掛けた『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』のキャラクターも登場する。浅野氏による新たなキャラクターデザインで、1980年代の神戸を舞台とする本作に姿を見せるという。
対応プラットフォームはNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PC(Steam)。製品版はフルボイスとなる予定だ。
東京ゲームショウ2026で冒頭をプレイ可能

発売に先駆け、9月17日から21日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」では、本作のプレイアブル出展が決定した。
ジー・モードのブースでは、新たなBGMやイラストで描かれる本作の冒頭パートを試遊できる。TGS版にはボイスが収録されないが、製品版ではフルボイスとなる。ブースはインディーゲームコーナーの9~11ホールにある「09-E03」。同社は本作に加えて「配信少女ノ裏垢迷宮」も出展する。
東京ゲームショウ2026の会期は、ビジネスデイが9月17日、18日の10時~17時。一般公開日は9月19日、20日が9時30分~17時、21日が9時30分~16時となる。入場にはチケットが必要となる。
また、発売決定に合わせてSteamのストアページも公開された。現時点では詳細を随時更新する予定としており、ウィッシュリストへの登録を受け付けている。
『続ポートピア連続殺人事件:忘却の埋葬』の企画・制作はORION PROJECT、開発はroom6とゲームスタジオ、パブリッシャーはジー・モード。2027年の発売に向け、往年の名作がどのような形で現代によみがえるのか、今後の情報に注目したい。
(画像:Nintendo)

