次期iPhoneの名称のヒントになるか。
中国Alibabaに次期iPhone用に作られたケースが複数登場していることがわかった。Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)が伝えた。
中国で次期iPhone用保護ケースが登場
現在、中国のAlibabaには次期iPhone用に製作された保護ケースが複数登場しているという。
確認したところ、Guangzhou Big Bear Electric TechnologyやGuangzhou Sunhope Electronics、 Shenzhen JA Technologyなどの各メーカーは液晶ディスプレイを搭載すると噂の6.1インチモデルのケースを「iPhone 9」用として販売している。
また、 Guangzhou Ideal Electronic Technologyは他メーカーと同様、6.1インチモデルを「iPhone 9」と呼んでいるが、多くのメディアから「iPhone X Plus」と呼ばれている6.5インチ有機ELディスプレイ搭載モデルを「iPhone 9 Plus」としてケースを販売しているようだ。
5.8インチ 有機ELモデル |
6.5インチ 有機ELモデル |
6.1インチ 液晶モデル |
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??? | iPhone 9 Plus | iPhone 9 |
これらの名称はAppleからの正規の情報を基に命名したものではない可能性が高い。もしこれらの情報が正しかった場合、上記表の通りのラインナップになるが、あまりにも違和感がある法則性で、少なくともいずれかの名称は間違っている可能性が濃厚だ。
次期iPhoneの名称はどうなる
今年、Appleは3種類の新型iPhoneを発売すると噂されている。そのうちの2種類は有機ELディスプレイを搭載したiPhone Xの次期モデルと大型6.5インチディスプレイを搭載したモデル、残る1種類は6.1インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルだ。
これらの新型モデルについては、本体デザインや仕様については徐々に明らかになってきているものの、肝心の製品名が明らかになっていない。
これまでのナンバリングを考えれば、「iPhone X」の次は「iPhone XI」、そして「iPhone 8」の次は「iPhone 9」になる可能性があるが、すでにこれまでのナンバリング法則を外したiPhone Xが登場してしまった以上、今年の新型モデルが例年のナンバリング法則に則ったものになるかどうかは不明。
名称が「iPhone XI」や「iPhone 9」になるのか、それとも新しい名称があてがわれるのか。それはAppleの正式な発表を待つほかなさそうだ。
ちなみに、昨年のiPhone Xの時は、発表直前まで名称が分からなかった。巷では「iPhone Edition」や「iPhone Decade Edition」「iPhone 8」といった名称になると予想され、また一部メディアでは「iPhone Pro」や「iPhone 8 Pro」になるという情報も流布されていた。
しかし、発表1週間前になって新型モデルの名称が明るみになった。その名称こそ「iPhone X」。
これを伝えてくれたのは蘭メディアLetsGoDigitalを運営するMark Peters氏。「次期モデルはiPhone Xになる」という確かな情報を直接当サイト宛に送ってくれた。
当時Peter氏が当サイト宛に送ってくれた画像
彼はこの情報をオランダの大手通信キャリアKPNから入手したと言っていた。つまり、Appleの内部から漏れたものではなく、外部企業に提供した情報が元となっている。
当然、発売直前まで外部企業に情報が行く機会は少ない。要は、今年も新型モデルの名称は発表直前まで分からない可能性が高い。
現在の予想ではiPhone Xの次期モデルの名称は、「iPhone XI」「iPhone X II」や「iPhone 9」あるいは「iPhone X」の名称を引き続き使うという噂もある。また、新型「iPhone X」の大型モデルは「iPhone X Plus」とも予想されているが、これらの説が正しいという保証は現時点ではどこにもない。