Appleは、Mac向けに開発した独自プロセッサ 「Apple Silicon」 をiPad ProやiPad Airといった主力タブレット製品に載せることで、これらの製品の性能を強化してきた。
そこで、いま多くのユーザーが期待しているのは、新型iPad miniだろう。iPad miniはiPhoneとおなじAプロセッサが搭載されているが、いずれMプロセッサが搭載されるようになるかもしれない。
TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が現地時間27日、自らのTwitterアカウントでiPad miniに関する予測を伝えた。
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Additionally, Apple is currently working on a new version of the iPad mini equipped with a new processor as the main selling point, and the mass shipment is expected to start by the end of 2023 or in 1H24.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) December 27, 2022
Kuo氏によれば、新型iPad mini (第7世代)は2023年末〜2024年前半に発売する可能性があるとのこと。具体的にどのようなアップデートがあるのかについては言及されていないものの、新たなプロセッサを搭載したモデルになるとしていることから、Apple Siliconを搭載する可能性がありそうだ。
現在、上記製品の開発が行われている段階で、2023年末〜2024年前半には大量出荷が開始される可能性があるそうだ。
この情報が正確かどうかは不明なものの、現行のiPad mini (第6世代)が発売したのは2021年9月24日と15か月前の話となる。Kuo氏が言う「2023年〜2024年前半」ともなれば、現行モデルの発売から27ヶ月〜33ヶ月近く経つことになるため、その頃には新型モデルが投入される可能性はとても高い。
現行モデルがベゼルレス化を果たすなど大幅なアップデートであったことから、次期モデルは内蔵プロセッサを更新するなどのマイナーアップデートになる可能性がありそうだ。
なお、Kuo氏はiPadの折りたたみモデルの登場には懐疑的であることも伝えている。理由は折り畳みを可能にすることで、本来エントリーレベルの価格帯であるiPad mini製品が高価格になってしまうから。合理的ではないと指摘している。
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