
米Appleが、M5チップを搭載した14インチMacBook Proの標準構成を変更したことが分かった。従来用意されていた512GB SSDモデルがラインアップから外れ、現在は1TB SSDモデルが最小構成となっている。
これにより、エントリー価格は248,800円から279,800円へと引き上げられた。
512GBモデル廃止で最小価格が約3万円上昇
今回変更されたのは「MacBook Pro (14-inch, M5)」の標準ストレージ構成だ。従来は512GB SSDを搭載したモデルが最小構成だったが、現在は1TB SSDがベースとなっている。
最小価格は以下の通り変化している(どちらも税込)。
- 旧:248,800円(512GB SSDモデル)
- 新:279,800円(1TB SSDモデル)
差額は31,000円。表面上はエントリー価格が上昇した形だ。
もっとも、従来の512GBモデルを1TBへカスタマイズした場合の価格は、今回の新しい最小構成とほぼ同水準だった。そのため「1TBを前提に検討していた層」にとって実質的な価格変動は限定的といえるが、一方で512GBで十分だったユーザーにとっては、事実上の値上げとなる。
M5 Pro/M5 MaxとともにSSD容量は1TB〜に

今回の構成変更は、2026年3月3日に発表された上位モデルと足並みをそろえる動きとみられる。同日発表されたM5 ProおよびM5 Max搭載モデルも、標準ストレージは1TBからの構成となっている。
ベース容量を1TBに統一することで、製品ポジショニングを明確化するとともに、構成の簡素化を図った可能性が高い。
また、背景にはストレージ価格の上昇があるとみられる。512GBと1TBの両構成を並行して調達するよりも、1TBに集約して発注量を増やすことで、調達単価を抑える狙いがあった可能性がある。
Appleは世界第4位のPCベンダーとされ、大量発注による価格交渉力を持つ。ストレージ容量を絞ることで部材のスケールメリットを最大化し、製品価格全体の上昇を抑制する戦略は合理的だ。
結果として、名目上の最小価格は引き上げられたものの、1TBモデル基準で見れば価格水準はほぼ維持された形になる。ラインアップの整理と部材戦略を同時に進めた構成変更といえそうだ。
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(画像:Apple)





