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10月15日、Amazonは同社が手がける電子書籍リーダー 「Kindle」 シリーズの一挙刷新を発表した。
「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhite シグニチャーエディション」「Kindle Scribe」 の4モデルに新型機種が投入されたものの、これまで展開されてきた 「Kindle Oasis」 には新モデルが投入されなかったことから、ついに終売となってしまったことが確定した。
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「Kindle Oasis」 は、2016年にKindleシリーズの最上位モデルとして登場した電子書籍リーダーだ。高解像度のE-Inkディスプレイ、色調調節ライト、ページ送りボタン、IPX8の防水性能を特徴としたデバイスだったが、昨今のKindleシリーズのアップデートで下位モデルである「Kindle」「Kindle Paperwhite」との機能差が少なくなってきたこと、上位モデルとして「Kindle Scribe」というスタイラスペンを使用した手書き対応のモデルが登場していたことから、他モデルとの差別化が難しくなっていたものとみられる。
なお、「Kindle Oasis」 についてはすでに数ヶ月前から在庫がなくなっていたことから、実質的に終売となっていた。今回のシリーズ刷新によって終売が確定したかたちとなる。
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(画像:Amazon)