
NVIDIAは、クラウドゲームサービス「GeForce NOW」において、「DLSS 4.5」の設定機能を提供開始した。
対応ゲームの画質やパフォーマンスを好みに合わせて調整できるようになり、高性能なゲーミングPCを持っていなくても、クラウド上でより自由にゲーム環境をカスタマイズできる。
「DLSS 4.5」では、画質を鮮明にする「DLSS超解像度」、フレームレートを高めて映像を滑らかにする「ダイナミック マルチフレーム生成」、レイトレーシングの映像品質を向上させる「レイ再構成」などの設定を変更できる。プレイヤーは、画質の美しさを優先するか、操作に対する応答性や映像の滑らかさを重視するか、あるいは両者のバランスを取るかを、好みに応じて選べる。
GeForce RTX 5080を搭載したクラウドシステムでゲームをストリーミングするUltimateメンバーは、さらに多くの設定項目を利用できる。最大4倍のダイナミック マルチフレーム生成にも対応し、ゲームに合わせて画質やパフォーマンスを細かく調整できる。
対応タイトルには、パストレーシングに対応する『007 ファーストライト』や、現実が歪んだマンハッタンを舞台とする『CONTROL Resonant』、暗闇に潜む恐怖を描く『バイオハザード レクイエム』などが含まれる。こうしたタイトルでも、映像の美しさを優先したり、操作時の応答性を重視したりと、プレイスタイルに合わせた設定を選択できる。
新しい設定機能は、Windows、macOS、ChromeOS、SteamOS向けのGeForce NOWアプリから利用できる。ただし、利用できる機能はメンバーシップのプランによって異なる。
『Enshrouded~霧の王国~』正式版や『Warhammer 40,000: Boltgun 2』も配信
GeForce NOWには今週、新作ゲーム10タイトルが追加される。なかでも注目したいのが、サバイバルアクションRPG『Enshrouded~霧の王国~』の正式リリースと、一人称視点シューティングゲーム『Warhammer 40,000: Boltgun 2』の配信だ。
Keen Gamesが開発する『Enshrouded~霧の王国~』は、早期アクセスを終了し、バージョン1.0として正式リリースを迎える。プレイヤーは、滅びゆく種族に残された最後の希望である「フレイムボーン」となり、腐敗をもたらす霧に覆われた世界を冒険する。サバイバルやアクション、ロールプレイングの要素を組み合わせた作品で、広大な世界を探索しながら生き残るための戦いを繰り広げる。
バージョン1.0では、既存システムの改善に加えて戦闘要素も拡充される。新たに9種類の呪文が追加されるほか、魔術師と弓使いには新しいスキルが用意され、ワンドも刷新される。また、アップグレード可能なエターナルの呪文と矢が登場し、新たな敵のバリエーションによって戦闘にも変化が加わる。
新しいバイオームも追加され、プレイヤーのレベル上限は50、装備のレベル上限は55に引き上げられる。正式リリースに合わせて、冒険や戦闘をさらに楽しめるようにゲーム内容が拡張される。
GeForce NOWでは、『Enshrouded~霧の王国~』のバージョン1.0をリリース時からクラウド経由でプレイできる。ゲームのインストールに必要な約60GBのストレージ容量を確保する必要がなく、ダウンロードの完了を待ったり、アップデートのために空き容量を確保したりする手間も省ける。PCのストレージ容量に余裕がない人でも、対応デバイスからすぐに冒険を始められる。
もうひとつの注目タイトル『Warhammer 40,000: Boltgun 2』も、GeForce NOWでストリーミング配信される。本作は、レトロなグラフィックとハイテンポな戦闘が特徴の一人称視点シューティングゲーム『Warhammer 40,000: Boltgun』の続編だ。前作の物語の直後から始まる分岐型のシングルプレイヤーキャンペーンでは、新たな世界を舞台に、より多くの敵や武器を駆使した激しい戦闘が展開される。
プレイヤーキャラクターには、強力なスターンガード・ベテランのMalum Caedoと、俊敏なシスター・オブ・バトルのNyra Veyrathが登場する。それぞれ異なる能力や武器、プレイスタイルを備えており、選んだキャラクターによって戦い方も変わる。
戦場となる環境も多彩で、そびえ立つハイヴシティからジャングルのマングローブ湿地まで、さまざまな場所で新たなタイプの敵と対峙する。前作以上に激しい戦闘を楽しめる内容となっている。
GeForce NOWを利用すれば、ゲームをPCにインストールしたり、プレイのためにハードウェアをアップグレードしたりすることなく、クラウド経由でキャンペーンに挑戦できる。高性能なゲーミングPCを用意するのが難しい場合でも、対応デバイスからプレイできるのが利点だ。
このほか、今週は以下の10タイトルがGeForce NOWのライブラリに加わる。
- 『Deep Dish Dungeon』(Steam、10月13日発売)
- 『プラネット ズー 2』(Steam、10月13日発売)
- 『トータルウォー:ショーグン2 コンプリートエディション』(Steam、10月14日発売)
- 『Valor Mortis』(Steam、10月14日発売)
- 『Among the Trolls』(Steam、10月14日発売)
- 『over the hill』(Steam、10月15日発売)
- 『Warhammer 40,000: Boltgun 2』(Steam、10月15日発売)
- 『Beyond These Stars ビヨンド・ジーズ・スターズ』(SteamおよびXbox、10月17日発売。Game Passでも利用可能)
- 『Tenebris Somnia』(Steam、10月17日発売)
- 『The Witcher 3: Wild Hunt – Remastered』(Xbox版。Microsoft Storeで利用可能)
さらにNVIDIAは、「DLSS 5」の3Dガイド型ニューラルレンダリングモデルについて、パフォーマンスを従来の2倍に向上させると発表した。処理性能が向上することで、より多くのゲーマーが高いフレームレートと高画質設定を両立しながら、DLSS 5によるライティングやマテリアル表現の向上を楽しめるようになるという。
パフォーマンスを向上させた新しいDLSS 5モデルは、10月16日に『NBA 2K27』で初めて導入される。GeForce NOWのほか、GeForce RTX 50シリーズGPUやRTX SparkノートPCでも利用できる。
GeForce NOWでは、月額メンバーシップへの加入を検討している人に向けて、1日単位で利用できる「Day Pass」も用意している。DLSS 4.5の新しい設定機能や高性能なクラウドゲーム環境を事前に体験できるほか、Day Passの料金は初回の月額メンバーシップ料金に充当される。まずは短期間の利用で最新ゲームの動作や使い勝手を試し、その後、継続して利用するかどうかを判断してみてはどうだろうか。
関連リンク
(画像提供:NVIDIA)
