
サムスン電子ジャパンは4月10日、ソフトバンクが同日より提供を開始した衛星通信サービス「SoftBank Starlink Direct」において、Samsung Galaxyの8製品が対応したと発表した。
対象となるのは、ソフトバンクが販売するGalaxy端末で、同日から順次利用可能となる。対応プランに加入していれば申し込みは不要で、追加料金も発生しない。
衛星とスマートフォンの直接通信に対応、圏外対策を強化
「SoftBank Starlink Direct」は、米SpaceXが展開する衛星通信サービス「Starlink」を活用し、スマートフォンと衛星を直接接続する通信サービス。地上の基地局に依存せず通信できる点が特徴で、山間部や離島、海上といった圏外エリア、あるいは災害時など地上インフラが利用できない状況での最低限の通信手段として位置付けられている。
今回の対応は、こうした “圏外対策” や災害時の通信確保に向けた取り組みの一環。スマートフォン単体で衛星通信を利用できる環境を整備することで、従来は通信が難しかった場所でも連絡手段を確保できるようにする狙いがある。
対応エリアはソフトバンクの通信圏外で、かつ上空の衛星との間に遮へい物がない屋外に限定される。
対応機種と利用できる機能
対応するGalaxyスマートフォンは、以下の8製品(2026年4月10日時点)。
- Samsung Galaxy S26/S26+/S26 Ultra
- Samsung Galaxy S25/S25 Ultra
- Samsung Galaxy Z Fold7
- Samsung Galaxy Z Flip7
- Samsung Galaxy A25 5G
これらはソフトバンクが販売する端末が対象で、SIMフリーモデルは含まれない。対象端末であれば、「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」のいずれのSIMでも利用可能。ワイモバイルでは「シンプル」「シンプル2」「シンプル3」プランで利用できる。
なお、ワイモバイルのその他のプランや、LINEMOについては2026年6月末まで無料で利用できるが、7月以降は月額1,650円で提供される。
利用できる機能は、テキストメッセージの送受信、緊急地震速報など一部の緊急速報メールの受信、さらに対象アプリを通じたデータ通信に限られる。音声通話や緊急通報には対応していない。
今後は対応機種の拡大も予定しており、圏外エリアだけでなく災害時にも安心して使える通信環境の整備を進めるとしている。

