Samsungは2月25日、新型フラグシップスマホ「Galaxy S9」を発表することをすでに告知しているが、同端末のベンチマークスコアが一足早く明らかになっている。
「Galaxy S9」のベンチマークスコアと思わしきデータがアップロードされたのは、人気ベンチマークサイト「Geekbench」。アップロードされた日付は2月12日で、端末名は「samsung SM-G960F」と記載されている。
詳細なデータを確認すると、「Galaxy S9」はSamsung製のSoC「Exynos 9 Series 9810」を搭載しており、RAMは4GB。OSは「Android 8.0 Oreo」がインストールされているとのこと。
そして、肝心のベンチマークスコアはシングルスコアが3648、マルチコアスコアが8895となっていたようだ。同スコアを現行モデルの「Galaxy S8」や、ライバル社であるAppleのフラグシップスマホ「iPhone X」と比べると以下の通り。
端末名 | シングルコアスコア | マルチコアスコア |
---|---|---|
Galaxy S9 | 3648 | 8895 |
Galaxy S8 | 1954 | 6428 |
iPhone X | 4204 | 10110 |
上記表を見ていただければすぐに分かると思うのだが、「Galaxy S9」は現行モデルの「Galaxy S8」よりシングルコアスコアが1,700ほど、マルチコアスコアが2,500ほど向上している様子が伺える。また、残念ながら数字上は「iPhone X」のスコアには及ばないようだ。
ただし、今回ベンチマークスコアが計測されたのは「Exynos 9 Series 9810」が搭載されたモデルだったが、一部の地域で販売されるモデルには「Qualcomm Snapdragon 845」が搭載されると噂されている。
あるレポートによると、「Snapdragon 845」は「Exynos 9 Series 9810」に比べると、全体的な性能が31%ほど高くなると予想されているとのことなので、もしかすると「Snapdragon 845」が搭載されたモデルのベンチマークスコアはもう少し高くなるかもしれない。
[ via BGR ]