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サムスンの新スマホ 「Galaxy S24 FE」 12月26日に国内発売。フラグシップ級のパフォーマンスをお手頃価格で、AI機能も利用できる

サムスン電子ジャパンは、新型スマートフォン 「Galaxy S24 FE」 を12月26日に発売する。

国内ではSIMフリーモデル (公開市場版) を販売するほか、キャリアではauが取り扱う。発売に先駆け、本日12月12日から予約受付を開始する。

▼ 「Galaxy S24 FE」 を各ストアで購入する

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「Galaxy S24 FE」 が国内発売。サムスン日本法人 「価格はかなり頑張った」

サムスン電子ジャパンの母体であるSamsungは、フラグシップモデルを展開するSシリーズに加えて、フォルダブルモデルを展開するZシリーズ、さらには価格を抑えたミドルレンジモデルを展開するAシリーズの合計3つのカテゴリーで、各スマートフォンを提供している。

そして今回発売する 「Galaxy S24 FE」 は、名前から分かるとおりフラグシップカテゴリーに属する製品となるが、最上位モデルである 「Galaxy S24」 シリーズから一部性能を抑えたことで低価格を実現した。上位モデルで搭載されているAI機能も同等レベルで利用可能だ。

メインターゲットは、高校生〜大学生といった若年層。はじめてのスマホあるいはセカンドスマホとして選ばれることを想定しているほか、Galaxyのエントリースマホグレード 「A」 シリーズからのステップアップにちょうど良い性能を目指したことで、Galaxyの提供するプレミアムなスマートフォン体験の入り口となれることを目指した。

画面は、約6.7インチFHD+ (1080 x 2340) 有機ELディスプレイを採用。リフレッシュレートは最大120Hz。

筐体サイズは約 77×162×8.0mm、重量は約213g。底面にはUSB 3.2 Gen 1準拠のUSB Type-Cコネクタを搭載する。

搭載SoCは 「Samsung Exynos 2400e」。Galaxy S24などに搭載しているQualcommの 「Snapdragon 8 Gen 3」 に比べると性能は劣るものの、ベンチマークテストの結果などからその差はわずかであるとSamsungは説明している。メモリは8GB、ストレージは128GB。

Galaxy S23 FEGalaxy S24 FEGalaxy S24
ディスプレイ約6.4インチ約6.7インチ約6.2インチ
カメラアウトカメラ
・広角:5000万画素
・超広角:1200万画素
・望遠:800万画素
インカメラ
・1000万画素
アウトカメラ
・広角:5000万画素
・超広角:1200万画素
・望遠:800万画素
インカメラ
・1000万画素
アウトカメラ
・広角:5000万画素
・超広角:1200万画素
・望遠:1000万画素
インカメラ
・1200万画素
SoCSnapdragon 8 Gen 1Samsung Exynos 2400eSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxy
バッテリー4,500mAh4,700mAh4,000mAh

カメラは、リアカメラが約1200万画素の超広角、約5000万画素の広角、約800万画素の望遠のトリプル仕様。インカメラは約1000万画素。

リアカメラは望遠カメラによる光学3倍の望遠撮影に対応するほか、広角カメラのアダプティブピクセルセンサーと連携し、2倍ズームにおいても光学ズーム相当の画質を実現する。暗所におけるセルフィー撮影のほか、自然なボケ効果を出すナイトポートレート機能も利用できる。

また、今回 「FE」 シリーズに初搭載した 「ProVisual engine」 の高度なAIアルゴリズムにより、鮮やかで繊細な質感を再現しているという。

カメラ・写真のその他の機能に関しては、被写体を移動・削除して、不足した背景を生成してくれる 「生成AI編集」 、人物の顔を3Dアニメ、コミック、水彩画、スケッチ風に変換する 「ポートレートスタジオ」 、反射などを修正する際にAIが写真に合った編集方法を提案してくれる 「AI編集サジェスト」 、撮影した動画をタッチして長押しするだけで自然なスローモーション再生ができる 「インスタントスローモーション」 などに対応する。

バッテリー容量は4,700mAh、通信はBluetooth v5.3とWi-Fi 6Eをサポート。防水・防塵性能はIP68準拠。カラーラインナップは、ブルー/グラファイト/グレー/ミントの全4色で、auではミントを除いた3色を取り扱う。

気になる価格は79,800円(税込)。海外では先代のS23 FEから50ドル高い649ドルで販売されているものの、日本市場では据え置き価格での提供となる。また、649ドルは日本円では約10万円であることから、円安環境ながらも価格についてはだいぶ努力したものと予想される。実際、サムスン電子ジャパンの担当者に伺ったところ 「だいぶ頑張った」 とのことだったので、それだけこのスマートフォンには日本市場で販売を伸ばす1台として期待を込めているようだ。

「Galaxy S24 FE」 は、Samsungオンラインショップのほか、Galaxy Harajuku (東京・原宿)、Galaxy Studio Osaka (大阪・なんば) にて本日12月12日から予約受付を開始しており、12月26日に発売を予定している。

なお、Galaxy HarajukuとGalaxy Studio Osakaでは、本日から実機展示を開始する予定だ。実際に触ってみたい人はぜひストアへ足を運んでみてほしい。

▼ 「Galaxy S24 FE」 を各ストアで購入する

(画像提供:サムスン電子ジャパン)